特に記載のない限り、下記の変更は Android、Chrome OS、Linux、macOS、Windows 向けの最新の Chrome ベータ版チャンネル リリースに適用されます。ここに記載されている機能の詳細については、リンクまたは ChromeStatus.com の一覧でご確認ください。2022 年 3 月 31 日時点で、Chrome 101 はベータ版です。PC 向けの最新版は Google.com で、Android では Google Play ストアでダウンロードできます。
Chrome では、HTTP リクエストでユーザー エージェント文字列によって公開される情報量の削減を試行しています。navigator.userAgent、navigator.appVersion、navigator.platform についても、同様の削減をします。これは、ユーザー エージェント文字列がパッシブなユーザー フィンガープリンティングに使われることを防ぐための措置です。このオリジン トライアルに参加したい方は、Chrome オリジン トライアルのエントリをご覧ください。その他の機能のサポート終了や削除については、本記事の末尾をご覧ください。
navigator.userAgent
navigator.appVersion
navigator.platform
このバージョンの Chrome には、以下のオリジン トライアルが導入されています。オリジン トライアルとして新機能を試して、ユーザビリティ、実用性、有効性についてのフィードバックをウェブ標準コミュニティに提供することができます。以下の項目を含め、現在 Chrome でサポートされているオリジン トライアルに登録するには、Chrome オリジン トライアル ダッシュボードをご覧ください。Chrome のオリジン トライアルの詳細については、ウェブ デベロッパーのためのオリジン トライアル ガイドをご覧ください。Microsoft Edge は、Chrome とは別に独自のオリジン トライアルを行っています。詳細については、Microsoft Edge オリジン トライアル デベロッパー コンソールをご覧ください。
Federated Credential Management API(FedCM)は、プライバシーを保護できる ID フェデレーションを行うためのもので、サードパーティ Cookie のようなクロスサイト トラッキングを使わずに ID フェデレーションのユースケースを継続できるように設計されています。Chrome 101 でこの機能のオリジン トライアルが始まるのは、Android のみです。PC 向けのサポートは、Chrome 後ほど追加する予定です。
Chrome で以前にオリジン トライアルが行われていた以下の機能は、現在デフォルトで有効化されています。
Priority Hints は、リソースの相対的な重要度をブラウザに示し、リソースが読み込まれる順序をより細かくコントロールする方法を提供します。
AudioContext.outputLatency プロパティは、ユーザー エージェントがホスト システムにバッファの再生をリクエストしてから、オーディオ出力デバイスがバッファ内の最初のサンプルを処理するまでの時間を秒数で見積もったものです。スピーカーやヘッドフォンなど、音響シグナルを生成するデバイスの場合、オーディオ出力デバイスが処理する時間とは、サンプルのサウンドが生成された時間です。このプロパティは、デベロッパーが入力と出力の間のレイテンシを補償したい場合に役立ちます。また、動画とオーディオのストリームを同期する際にも便利です。
AudioContext.outputLatency
Firefox では、すでにこのプロパティが実装されています。
font-palette CSS プロパティを使うと、カラーフォントからパレットを選択できます。@font-palette-values at-rule と組み合わせると、カスタム パレットを定義することもできます。この機能は、ダークモードやライトモードでアイコンや絵文字フォントを使うデザインや、コンテンツのカラーパターンと調和させるためにマルチカラー アイコン フォントで font-palette を使う場合に便利です。
font-palette
@font-palette-values
at-rule
HWB(色相、白さ、黒さを表す英語の頭文字)は HSL と同じく、sRGB カラーを指定する方式ですが、人間にとって扱いやすいのは HWB の方です。hwb() 関数を使うと、CSS で HWB 値を指定できます。この関数は、3 つの引数を受け取ります。1 つ目は hue で、色相を角度で指定します(範囲 [0, 360] 以外の数値も利用できます)。残りの 2 つの whiteness と blackness は、パーセントで指定します。
hwb()
hue
whiteness
blackness
この機能は、window.open() の popup 引数の解析に関する最近の仕様変更に従ったものです。これまでは、popup を 'true' に設定すると、window.open() は false を表すものとして解釈していました。これは直感的でなく、混乱を生みます。この変更により、boolean 機能が使いやすく、わかりやすくなります。
window.open()
popup
MediaCapabilities API が拡張され、WebRTC ストリームをサポートします。MediaCapabilities API では、ある設定がサポートされているかどうかや、動画がスムーズに再生できそうかといった情報が提供されます。そのため、ウェブサイトは、動画再生に使うコーデックや解像度などを情報に基づいて決定できます。 この機能がない場合、ウェブアプリは適切な設定を推測するしかないため、解像度やフレームレートが不必要に低くなったり、フレームレートが高すぎるとスタッタリングが発生したりするなど、品質の低下につながる可能性があります。
Secure Payment Confirmation API バージョン 3 に含まれる以下の機能が実装されます。
payeeName
ウェブ デベロッパーは、USBDevice forget() メソッドを使うことで、ユーザーが許可した USBDevice へのパーミッションを自発的に取り消すことができます。
USBDevice
forget()
USBConfiguration、USBInterface、USBAlternateInterface、USBEndpoint インスタンスが厳密なイコール("===")になるのは、同じ USBDevice のアクセッサから取得した場合のみになります。
USBConfiguration
USBInterface
USBAlternateInterface
USBEndpoint
このバージョンの Chrome では、以下のサポートの終了と機能の削除が行われます。現在サポートが終了している機能と以前に削除された機能のリストは、ChromeStatus.com をご覧ください。
サードパーティ コンテキストでの WebSQL が削除されます。Web SQL Database 標準が最初に提案されたのは 2009 年 4 月で、2010 年 11 月に検討が中止されました。Gecko はこの機能を実装しておらず、WebKit では 2019 年に非推奨となりました。W3C は、代替手段として Web Storage や Indexed Database を推奨しています。
デベロッパーは、WebSQL 自体が非推奨であり、利用率が十分低くなった際に削除される予定であることを想定する必要があります。
2008 年に Google Chrome をお披露目したとき、私たちの目的は高速で安全な使いやすいブラウザを作ることでした。10 年以上の間、私たちは拡大するエコシステムと連携しながら、ウェブのイノベーションを推し進め、ユーザーやデベロッパーがやりたいことをできる環境を構築してきました。その取り組みは今も続いています。
世界中の何十億という人々が Chrome を使っていると思うと、身が引き締まる思いです。私たちは、Chrome をさらに高速で安全に、そして誰にとっても便利で親しみやすいものにするため、絶え間ない挑戦を続けています。個人的には、HTTPS の採用を推進したこと、支払いやパスワードの管理機能を向上したこと、そしてすばらしい Chrome 拡張機能を作成するデベロッパーをサポートできたことが印象に残っています。つまり、無数の小さなアップデートが集まって、Chrome がどんどん改善されてゆくことを見るのは、大変感動的なことです。
先日、Chrome ブラウザ 100 回目のメジャー アップデートをお届けしました。そこで、この節目を機に、チームのメンバー数名にお気に入りの機能や改善点を聞いてみました。
シニア エンジニアリング ディレクター、Max Christoff
ブラウザがあまりにも速くて困るなどということはあり得ません。2008 年に Chrome が誕生して以来、私たちの作業の根幹はスピードであり続けています。10 年以上が経った今も、細部までエンジニアリングにこだわり、新しいパフォーマンス改善点を探し続けています。この 1 年半だけでも、Chrome をさらに 43% 高速にしています。しかし、電池やメモリがすぐになくなってしまえば、せっかくの世界最速ブラウザも役には立ちません。そこで、ローエンドのスマートフォンから高パフォーマンスのワークステーションまで、あらゆるプラットフォームで Chrome の効率を上げる作業も続けています。
Chrome Trust & Safety、シニア プロダクト マネージャー、Sabine Borsay、Patrick Nepper
Chrome は、最初から安全性とプライバシーを考慮して設計されています。Chrome には有力なパスワード マネージャーが搭載され、さまざまなデバイスで安全かつシームレスなログインが実現できるようになっています。また、パスワードが侵害されれば警告してくれ、ワンタップで脆弱なパスワードの修正ができるようになっています。私たちが実現しようとしているのは、デフォルトで保護されているだけでなく、見つけやすく、わかりやすく、使いやすいプライバシー管理です。2 年前には、Chrome のセキュリティとプライバシーの設定を完全に再設計しました。皆さんが自分にとって最適な選択をすることができるように、重要なプライバシー管理についての新しい使い方ガイドを作成しています。
UX ディレクター、Alex Ainslie
この 10 年間を振り返って誇りに感じるのは、Chrome チームがシンプルで充実したブラウザを作るために行ってきた人間を中心に置いた作業です。それが、タブグループやパスワード自動入力といった機能に現れています。その過程で、実用的なセキュリティに関する論文を発表したり、恐竜のミニゲームを作ったり、Chrome のビジュアル デザインを更新したりしてきました。Chrome のデザイナー、研究者、ライターは、オペレーティング システムの慣習、入力方法、ハードウェア機能を考慮し、それぞれのデバイスに特化したブラウザを作ることに重点を置いています。私たちは、#littlebigdetails を正しく実現したいと願っており、皆さんが使いやすい Chrome にするためのバグレポートやフィードバックを歓迎します。
グループ プロダクト マネージャー、RK Popkin
振り返ってみて一番誇りに思うのは、私たちがウェブを使える人を増やすために行ってきた作業です。現在、Chrome はスクリーンリーダーのユーザーの間で最も人気のあるブラウザで、最新の AI 技術を使って視覚障がいのあるユーザーや弱視のユーザーにウェブ上にある写真を説明しています。聴覚障がいのあるユーザーや難聴のユーザーには、動画や音声のコンテンツの自動字幕起こし機能を追加しました。DevTools のユーザー補助ツリーは、障がいのあるユーザーのためにページを改善する際に役立ちます。また、Chrome では、ニューラル機械翻訳を使ってウェブを 108 の言語に翻訳しています。この 1 か月で翻訳したウェブページは、250 億ページを超えています!さらに、黒人やラテン系のアーティストとコラボレーションして彼らのビジョンを Chrome の新しいタブの画面に反映させ、Chrome で自分らしさを表現する新たな方法を提供しています。今後、さらに多くのコラボレーションを公開できることを楽しみにしています。
シニア スタッフ デベロッパー アドボケート & Chrome デベロッパー リレーションズ リード、Paul Kinlan
Google に入社する前は、ウェブ デベロッパーでした。Chrome は初めてのオープンソース ブラウザ プロジェクト(プロジェクト自体は Chromium と呼ばれています)で、ウェブ標準に基づいて作られており、誰でも貢献したり改善したりできるので、魅力的でした。現在の Chromium は、Microsoft Edge や Amazon Silk など、特に人気が高い多くのブラウザを支えているだけでなく、Android アプリ、テレビ、VR ヘッドセットなどにウェブを組み込むための基盤にもなっています。リリース サイクルを短くするというコミットメントに基づき、Chrome の新バージョンを頻繁に提供することで、機能強化や問題の修正を短時間で行えるようになっています。Interop 2022 などのプロジェクトも、ウェブ デベロッパーがどんな場所でも動作するエクスペリエンスを構築するために役立つはずです。
Chrome ブラウザ エンタープライズ、シニア プロダクト マネージャー、Philippe Rivard
パンデミックの期間中は、あらゆる職場や学校がリモートに移行し、たくさんの人々にとって Chrome はなくてはならないものになりました。一般の人々は意識していないかもしれませんが、この体験をシームレスで安全なものにするために、世界中の IT チームが、Chrome ブラウザ クラウド管理などのツールを使って作業しています。このツールを使うと、IT チームは、オペレーティング システムに関わらず、クラウドから直接 Chrome を管理できます。私が誇りに感じるのは、あらゆる規模の組織がウェブを最大限に活用できるようにするために、このチームが行ってきた作業です。今、たくさんの組織が、近い将来のハイブリッド モデルに向けた移行の只中にあります。IT チームがさらに複雑になる状況に対応できるよう、Chrome もサポートを続けます。
Chrome 検索機能、プロダクト マネージャー、Yana Yushkina
私たちの多くが、貴重な情報を失いたくないので、たくさんのタブを開いたままにしています。Chrome Journeys がすばらしいと思う一番の理由はそこにあります。この機能を使うと、これまでにアクセスしたサイトをトピックに基づいて取得できるので、時間をかけて行った調査を確認し直すことができます。また、Chrome Actions を使えば、直接新しいドキュメントを開く、ページを翻訳する、サイトを共有するなど、タブをまったく触らずに操作することもできます。
コンテンツ ディスカバリー、プロダクト マネージャー、Janice Wong
ウェブの中心はコンテンツです。これは、コンテンツを消費する人にとっても、作成する人にとっても同じです。昨年、Chrome からお気に入りのウェブ パブリッシャーの最新情報を直接フォローして簡単に取得できるようにしました。Android と iOS の Chrome では、関連性が高く、興味のありそうな新しいウェブサイトのコンテンツを見つけることもできます。さらに多くの人が、新しいタブの画面から興味のある内容を確認し、新しいコンテンツを見つけることができるようにしたいと思っています。
Chrome を信頼し、フィードバックを通して継続的な改善に貢献してくださっていること、どうもありがとうございます。次の 100 回目の節目にも幸ありますように!
デジタル カンファレンス Google Cloud Day: Digital '22 開催が、いよいよ来週に迫ってきました。今回は、各ソリューションごとのおすすめセッションをご紹介します。こちらから事前登録をして、他のセッションもぜひチェックしましょう。
☁データ分析 : 4 月 19 日 11:00 - 11:30日本経済新聞社の DX を支える BigQuery を中心としたデータ分析基盤の運用日本経済新聞社 小室 貴之
☁ セキュリティ : 4 月 19 日 15:00 - 15:30アカツキ流セキュリティ監査自動化 ~400 個以上の Google Cloud プロジェクト監査を自動化したノウハウを一挙公開~株式会社アカツキゲームス 駒井 祐人
☁データベース : 4 月 20 日 10:40 - 11:10Cloud Spanner 神話とその真実 ~ 噂の真相にせまる ~Google Cloud 大久保 順
☁ インフラストラクチャ : 4 月 20 日 14:40 - 15:10あなたのそのサーバー、Google Cloud にしてみませんか? ~ IaaS として Google Cloud を活用する方法~Google Cloud 畝高 孝雄
☁生産性とコラボレーション : 4 月 20 日 16:40 - 17:10Google Workspace で実現する ChatOps について株式会社ジェーシービー 片岡 亮介
☁アプリケーション開発 : 4 月 21 日 14:15 - 14:45SmartHR が少人数で Google Cloud へ(ほぼ)全移行を完了させた方法株式会社 SmartHR 藤村 宗彦
☁機械学習 : 4 月 21 日 16:55 - 17:25ZOZO おすすめアイテム推薦の改善に向けた分析と挑戦株式会社 ZOZO 築山 将央株式会社 ZOZO 宮本 知弥Google Cloud 桃井 啓行
※セッションを一覧で見れる PDF もご用意しました。ぜひご参照ください。
日程 :
お問い合わせ先 : Google Cloud Day: Digital '22 事務局(gcd22-office@event-info.com)
昨年、ウェブ アプリケーション用の Google ログイン JavaScript プラットフォーム ライブラリのサポート終了予定についてお知らせしました。
Google ログイン JavaScript プラットフォーム ライブラリは、2023 年 3 月 31 日に完全に提供を終了します。ウェブ アプリケーションへの影響を確認し、必要に応じて移行計画を立てていただくよう、改めてお願いします。
2022 年 4 月 30 日より、新規アプリケーションは Google Identity Services ライブラリを使う必要があります。既存のアプリケーションは、サポート終了日までプラットフォーム ライブラリを使い続けることができます。
サポートの終了による影響の有無と、Google Identity Services に移行する必要性を評価してください。 移行は 2023 年 3 月 31 日までに終えてください。この日をすぎると、プラットフォーム ライブラリはダウンロードできなくなり、非推奨の認可機能から Google API を呼び出すためにアクセス トークンを取得しているウェブ アプリケーションは、意図したとおりに動作しなくなります。
Google は、ウェブでユーザーの個人情報を守るために、アプリやサービスへのログインをデフォルトで安全なものにする取り組みを続けています。その実現に向けて、Identity API ファミリーの一員である Google Identity Services についてお知らせしました。これは、複数の ID サービスを 1 つのソフトウェア開発キット(SDK)にまとめたものです。先日、Google Identity Services ライブラリのアップデートをリリースし、OAuth 2.0 に基づいたユーザー認可とデータ共有の機能を追加しました。新しい Identity Services ライブラリでは、さまざまなセキュリティやプライバシーの改善が行われているため、古いプラットフォーム ライブラリのすべての機能との間に完全な下位互換性があるわけではありません。そのため、新しいライブラリへの移行とコードの変更が必要になります。
サポートの終了は、Google ログイン JavaScript プラットフォーム ライブラリを読み込んでいるウェブ アプリケーションと、JavaScript 用 Google API クライアント ライブラリでアクセス トークンを扱っているアプリケーションに影響します。
ウェブページで JavaScript モジュール apis.google.com/js/api.js または apis.google.com/js/client.js を使ってプラットフォーム ライブラリを読み込んでいる場合は、影響を受けますので、新しい Identity Services クライアント ライブラリを使うように既存の実装を更新する必要があります。
apis.google.com/js/api.js
apis.google.com/js/client.js
Google API クライアント ライブラリから gapi.client を使っているウェブ アプリケーションは、Google API を呼び出すためのアクセス トークンを扱う際に、まもなく非推奨となるプラットフォーム ライブラリの gapi.auth2 モジュールを暗黙的に読み込んで使用していますそのため、ウェブ アプリケーションを更新し、新しい Identity Services ライブラリを明示的に追加する必要があります。そのうえで、アクセス トークンのリクエストを管理するようにし、auth2 モジュールへの参照を、同等の機能を持つ新メソッドで置き換えます。
gapi.client
gapi.auth2
一連のアプリケーションやプラットフォームで別の手法を使って Google の認証や認可を行っている方もいるでしょう。以下は、今回のサポートの終了のお知らせの影響は受けません。
Android や iOS のネイティブ アプリ SDK Google の OAuth 2.0 または OpenID サービスを直接呼び出しているバックエンド プラットフォーム
新しい Identity Services ライブラリでは、認可機能と認証機能が明確に分かれています。
移行には、次の 2 つのガイドが役立ちます。
(1) ユーザーの認可と Google API で利用するアクセス トークンの取得をするために Google Identity Services に移行する (2) ユーザーの認証とログインをするために Google ログインから移行する
(1) ユーザーの認可と Google API で利用するアクセス トークンの取得をするために Google Identity Services に移行する
(2) ユーザーの認証とログインをするために Google ログインから移行する
認可(Google API を呼び出すため)と認証(ユーザーのアプリへのログインを管理するため)の両方を使っているウェブ アプリケーションもあるかもしれません。その場合は、両方の移行ガイドに従い、ウェブ アプリケーションでユーザーの認可フローと認証フローを確実に分離する必要があります。
2 つの移行ガイドは、新しい Identity Services ライブラリと古いライブラリの違い、変更点の内容、認証と認可を分離する方法、その変更がユーザーやコードベースに与える影響について理解できるように記述されています。
新しい Identity Services ライブラリに移行すると、さまざまな変更によるたくさんのメリットを活用できます。
ポップアップが表示されるので、ユーザーはリダイレクトされたり、サイトを離れたりすることなく、わかりやすい UX で安全にウェブ アプリケーションを認可できます。 デフォルトでプライバシーと制御が向上します。ユーザーは必要な場合にのみ個々のスコープを承認できるので、ウェブ アプリケーションと共有する機密データの範囲やタイミングが改善されます。 ID トークンとアクセス トークンという認証情報が分離されるので、ユーザーの ID とアプリケーションの機能を明確に区別できます。認証情報を分ける方が、リスクのレベルに応じた分離、管理、保存がしやすくなります。ID は、その人が誰かという情報のみを表すので、ユーザーの機密データを読み書きする機能のアクセス トークンと比べると、リスクのレベルは低くなります。 Chromium のプライバシー サンドボックスの変更と上位互換性があります。
この記事は、新しい Identity Services ライブラリによるプライバシー、セキュリティ、ユーザビリティの変更を簡潔にまとめたものです。さらに詳しい説明は、移行ガイドに掲載されています。
詳しい情報は、デベロッパー サイトに掲載されています。技術サポートを受けたい方は、Stack Overflow で google-oauth タグを確認してください。提案やフィードバックがある方は、gis-migration-feedback@google.com にメールをお送りください。
Google Developer Student Clubs(GDSC)プログラムは、Google のテクノロジーに関心のある学生向けのコミュニティです。本プログラムでは、学生の皆さんが日々直面している身近なコミュニティ(部活・サークル・研究室)における問題を、テクノロジーの力で解決することを目指しています。
GDSC は、IT 業界に関心のあるすべての大学・大学院生なら参加可能です。 世界中の学生達や現役エンジニアとの交流に加え、限定イベントへの参加など、さまざまな活動やワークショップを通じて、学生の開発能力とリーダーシップ力の向上を支援します。
米国を始め、ヨーロッパ、オーストラリア、東南アジア、アフリカ、インド、中東・北アフリカ、ラテンアメリカ地域などなど、合わせて 113 カ国以上、1500 拠点から世界中の学生たちが活動しているグローバルなプログラムです。
GDSC プログラムが日本に展開されて 2 年目となる今年は、さらに日本中で学生エンジニアが増えるよう、応援していきたいと考えています。
先輩 Lead 達に加え、Google 社員や現役エンジニアから学びながら、あなたのキャンパスでも GDSC サークルのリーダーとして活躍してみませんか?
Lead を卒業後のご予定は?
Lead 卒業後は、GDSC で出会った仲間たちとプロダクトの開発を続けます。世界をもっと便利にするようなプロダクトを開発できるよう、技術力を磨こうと考えています。
- Haruka, GDSC Keio University Lead
Lead として一番印象的だったことは?
私が Lead として最も印象的だったことは、ステレオタイプに影響されないチャプターを築けたことです。テクノロジー業界では男女格差問題など多様性に欠けていることがよく問題として挙げられます。しかし、GDSC Waseda では性別、出身地など関係無く誰もが「面白そうだな」という些細な興味からスタートし、自分の強みを最大限に発揮できる環境を提供してきました。また、今年度は日本チャプターの前例がない年ということから、イベント開催、プロジェクト開発を通じて、どのチームがどのように協力して進めたら最も効率的かを一から切磋琢磨して考えたこともとても印象に残っています。
- Rose, GDSC Waseda University Lead
Google Cloud Innovators プログラムが新しく誕生し、2022 年 4 月 22 日(金)に初のオンライン イベント「Innovators Hive Japan」を開催いたします。
Google Cloud Innovators プログラムは、2022 年からグローバルで開始した、すべての Google Cloud 開発者と技術者のための、役立つ情報を共有しあい、活気あふれる新しいメンバーシップ プログラムです。
本プログラムのメンバーに登録すると、インタラクティブなライブ ディスカッションや AMA(Ask Me Anything)、ロードマップ セッションに参加し、デベロッパー アドボケートやエンジニアから Google Cloud の最新情報を直接入手できるだけでなく、メンバー限定イベントへの参加や、他のメンバーと交流することが可能です。ぜひ Google Cloud Innovators のメンバーになり、ご自身の知見を深めるためにこのコミュニティをお役立てください。
以下ページよりぜひご登録ください。※所要数分
https://cloud.google.com/innovators
メンバーの特典およびご登録方法の詳細はこちらをご覧ください。
Google Cloud Innovators 初のオンライン イベント「Innvators Hive Japan」を、4 月 22 日(金)午後に初開催いたします。(オンライン、ライブ限定配信)
こちらは、Google Cloud Day: Digital '22 (4 月 19 日から開催)の一環として実施する、開発者と技術者のためのコミュニティ イベントです。
本イベントでは、13 時 30 分からキックオフ セッションがあり、続けて、ご自身の学びたいプロダクトやご興味のあるコミュニティからお選びいただける、6 つの Meetup がございます。ぜひこの機会に、Innovators プログラムのメンバー登録とあわせてご参加ください。
日程 : 4 月 22 日(金)13:30 - 16:30
お申し込み : https://cloudonair.withgoogle.com/events/innovators-hive-jp-22
プログラム :
13 : 30 - 14 : 15
14 : 30 - 15 : 15
15 : 30 - 16 : 30
キックオフ セッションの視聴および Meetup に参加いただいた方の中から、抽選で 30 名に Innovators Hive オリジナル ウェア(トップス)をプレゼントいたします。応募方法については、当日のキックオフ セッションおよび各 Meetup にてご案内いたします。
ぜひ、みなさまからのご参加をお待ちしております。
※Innovators Hive Japan に関するお問い合わせは、下記 Innovators Hive 事務局までお願いいたします。
お問い合わせ先 :Google Cloud Japan Innovators Hive 事務局gc-hive-jp@google.com