デジタル カンファレンス Google Cloud Day: Digital ’21 開催まで、あと 1 か月半となりました。セッション情報が公開されましたので、気になるセッションをぜひこちらからチェックしてみてください。
今回は、初日の「基調講演」と、翌週に開催される「ハンズオン祭」をご紹介します。
今年の基調講演は、昨年よりさらにパワーアップして、二部構成でお送りします。
前半(10:00-10:45)は「Data-powered innovation」をテーマに、データの利活用や働き方改革を Google Cloud を導入して進めている企業のリーダーに、ご登壇いただきます。また、Google Cloud からは最新のクラウド ソリューションをご提案します。
後半(11:00-11:45)は「Open Cloud leading transformation」をテーマに、システムのモダナイゼーションと、従来システムとのハイブリッド クラウド環境によってトランスフォーメーションを実現している企業から、その体験をご紹介いただきます。そして、Google Cloud からは、パートナーエコシステムをより強化している中で Anthos のソリューションをご紹介します。
登壇企業(敬称略):
株式会社 ファーストリテイリング、LIXIL 株式会社、京都大学、ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社、エムスリー株式会社、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、日本ヒューレット・パッカード株式会社
基調講演、ブレイクアウト セッションでの学びを、翌週 6 月 01 日 (火) - 03 日 (木) に開催される「ハンズオン祭」で実践しましょう。
はじめて Google Cloud を利用される方は「はじめてみよう Google Cloud」で、製品の概要や各種機能を、実際に手を動かして体験いただけます。
「Study Jam」では、Qwiklabs(30 日間無料特典つき) を使って Google Cloud を体験でき、Google エンジニアへの質問も可能です。
ハンズオン祭のいずれかのセッションに出席された方の中から、抽選で 50 名様に Google Cloud 特製手ぬぐいをプレゼントします。
※ハンズオン祭への参加は、Google Cloud Day: Digital '21 とは別にお申し込みが必要となります。以下のリンクからご興味のあるセッションへ、それぞれお申し込みください。
☁ 6 月 1 日(火)
10:00 - 13:00 Study Jam Cloud Developer 編 https://goo.gle/2QS4Ymx
14:00 - 17:00 はじめてみよう Google Cloud Cloud Run 編 https://goo.gle/31BKHDT
☁ 6 月 2 日(水)
10:00 - 13:00 Study Jam Cloud DevOps 編 https://goo.gle/2QVjWs6
14:00 - 17:00 はじめてみよう Google Cloud Kaggle (BQ, BQML) 編 https://goo.gle/39yMC0l
☁ 6 月 3 日(木)
10:00 - 13:00 Study Jam Machine Learning 編 https://goo.gle/3dmMZfM
14:00 - 17:00 はじめてみよう Google Cloud Dialogflow CX 編 https://goo.gle/2Oe4hmI
日程 :
2021 年 5 月 25 日 ( 火 ) - 27 日 ( 木 ) : 基調講演、ブレイクアウト セッション
2021 年 6 月 01 日 ( 火 ) - 03 日 ( 木 ) : ハンズオン祭
対象 : 開発者、ビジネスの意思決定者やリーダー
ハッシュタグ : #GoogleCloudDay
お問い合わせ先 : Google Cloud Day: Digital 事務局
google-cloudday-tokyo-office@google.com
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Developer Student Clubs(DSC)プログラムは、Google Developer Technologies に関心のある大学生向けのコミュニティ グループであり、学生の開発・リーダーシップ能力の向上を支援するプログラムです。
米国を始め、ヨーロッパ、オーストラリア、東南アジア、アフリカ、インド、中東・北アフリカ、ラテンアメリカ地域などなど、合わせて 106 カ国以上、1265 拠点から世界中の学生たちが活動している DSC プログラム。今年、日本にも展開します。
非推奨の機能をサポートする最後のバージョンが廃止されると、その機能をサポートするバージョンはなくなり、機能の継続的な使用は保証されませんので、ご注意ください。
API や SDK における非推奨の微妙な違いについては、非推奨に関するドキュメントをご覧ください。現在非推奨となっているすべての機能を記載しています。
なお、Maps JavaScript API はモバイル向けの SDK とは異なります。バージョンは四半期ごとのスケジュールでリリースされたり廃止されたりするため、常に最新バージョンをデフォルト(v=weekly)で読み込むことをおすすめします。Maps JavaScript API の定期的な更新に備える方法について、詳しくはこちらをご覧ください。
Chrome for Android に特化して、あらゆる種類の Android デバイスにとって快適なブラウザを作るという、他にはない挑戦をしています。今回のリリースでは、パッケージングとランタイムの最適化を適用し、ポケットの中の Chrome のパフォーマンスを向上させています。
モバイル デバイスのセキュリティ評価は難しく、信頼できる方法で企業のクレイムを検証するには、独立した業界の認証(Certification)によるものである必要があります。スマートフォンの場合、特に確実なエンドツーエンドの認証(Certification)に Common Criteria(CC)Mobile Device Fundamentals(MDF)Protection Profile があります。Common Criteria は、31 か国に広がる大規模なセキュア IT プロダクトの相互認証(mutual recognition)を確立する原動力です。ここ数年間、すべての OS のバージョンで継続的に認証(Certification)を受けているスマートフォン メーカーは、Google、Samsung、Apple の 3 社のみです。2 月初頭には、現在サポート対象で、Android 11 を実行する Pixel スマートフォンのすべての認証(Certification)が完了しました。Google は、最新の OS バージョンで認証(Certification)を受けた最初のメーカーです。
この認証(Certification)は、コンシューマや企業が直面する現実の脅威に対するデバイスの防御力を評価するために設計されています。次の表は、CC MDF 保護プロファイルに示されている脅威と対策の概要です。
脅威
対策
ネットワークの盗聴 - 攻撃者がワイヤレス通信チャンネルなどのネットワーク インフラストラクチャ上に存在する
ネットワーク攻撃 - 攻撃者がワイヤレス通信チャンネルなどのネットワーク インフラストラクチャ上に存在する
通信の保護 - 安全な暗号化通信を保証する IPsec、DTLS、TLS、HTTPS、Bluetooth などの標準プロトコル
認可と認証 - ネットワークやバックエンドの安全な認証(Authentication)
モバイル デバイス設定 - ユーザーや企業の管理者が定義するセキュリティ ポリシーを設定して適用する機能
物理アクセス - 物理アクセス可能な攻撃者は、モバイル デバイスから認証情報を含むユーザーデータの取得を試みる可能性がある
ストレージの保護 - デバイスに含まれるデータを安全に保存(すなわち、保存データの暗号化)
認可と認証 - パスワード、PIN、指紋、顔認証など、既知のロック解除要素を利用した安全なデバイス認証(Authentication)
エンドユーザー プライバシーとデバイスの機能 - アプリケーション分離やサンドボックス化、フレームワーク アクセス許可により、ユーザー アクティビティごとの分離やプライバシーを提供
この認証(Certification)が重要なのは、認定を受けたラボが実際にデバイスを評価し、さまざまなテストをして以下を確認しているためです。
概念的には、評価対象(TOE)はデバイスのハードウェア(システム オン チップ)とオペレーティング システム(Android)の組み合わせです。上記の脅威に対する対策を検証するため、ラボは以下のセキュリティ機能を確認します。
これが企業にとって重要な理由
Pixel のセキュリティが企業のニーズを確実にサポートできることは、非常に重要です。規制が厳しい業界の多くでは、機密データが考えられる限り最も強固な保護を受けられるように、Common Criteria 認証(Certified)デバイスの利用が義務付けられています。Android Enterprise 管理フレームワークでは、企業がデバイスの管理などをし、エンドユーザーが実行できる操作を制限したり、デバイスを監査してすべてのソフトウェアが適切に設定されていることを保証したりできます。たとえば、企業の IT 管理者は、カメラ、位置情報サービス、アプリのインストール プロセスなどの機能に対するポリシーを強制できます。
これがコンシューマにとって重要な理由
セキュリティは企業だけが心配することではありません。Common Criteria 認証(Certification)で検証している多くの保護は、コンシューマにも適用されます。たとえば、Wi-Fi に接続するとき、ウェブのブラウズを誰にも盗聴されないことを確認したいと思うでしょう。デバイスの紛失や盗難の際は、ロック画面によって他人が個人情報にアクセスする可能性が減ると確信したいはずです。
Google は、すべてのユーザーにセキュリティとプライバシーをお届けしたいと考えています。Pixel デバイスがこの認証(Certification)基準以上を確実に満たせるようにしたいと考えているのはそのためです。今後もこの基準を満たすために注力しますので、どうぞご安心ください。Pixel スマートフォンでは、スイッチを入れた瞬間から充実したセキュリティを利用できます。
これが Android エコシステムにとって重要な理由
認証(Certification)はサードパーティによる検証として有用な形態ですが、以下の、Google が 3 C と呼ぶものに該当することがよくあります。
ここ 3 年間は、OEM パートナーを対象に、この複雑さを軽減するための作業をしてきました。その結果、必要なセキュリティ要件を満たすために要求される機能が Android オープンソース プロジェクトに直接組み込まれることをお知らせします。さらに、すべての管理要件と監査要件を Android Enterprise Management フレームワークに追加しました。昨年は、このために開発したツールを GitHub に公開しました。他の Android OEM が認証(Certification)を受ける際に、この作業のメリットを活用できるようにするためです。
新しい Android OS バージョンでの Pixel スマートフォンの認証(Certification)は継続しますが、Google はその他の Android OEM も、この認証(Certification)や、以下のその他の認証(Certification)を取得できるように取り組んでいます。
今後も、企業とコンシューマの両方を対象にしたセキュリティ対策に注力してまいります。業界の皆さんがこの作業に加わってくれることを歓迎いたします。