よりシンプルに、パワフルになった YouTube Data API の新バージョンを公開
2012年12月26日水曜日
Posted by 山崎富美 Developer Relations Team
[本記事は YouTube API Team の Raul Furnică, Vladimir Vuskovic, Pepijn Crouzen が YouTube API Blog に投稿した「The Simpler, Yet More Powerful New YouTube Data API」という記事を元に翻訳・作成しています。詳しくは元記事をご覧ください。-山崎] ...Read More
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Posted by 山崎富美 Developer Relations Team
[本記事は YouTube API Team の Raul Furnică, Vladimir Vuskovic, Pepijn Crouzen が YouTube API Blog に投稿した「The Simpler, Yet More Powerful New YouTube Data API」という記事を元に翻訳・作成しています。詳しくは元記事をご覧ください。-山崎]
YouTube Data API は 2007 年の初リリース以来、開発者のみなさんが手がけた素晴らしいアプリのおかげで、Google の中で最もリクエスト量の多い API の 1 つになっています。みなさんの活動をサポートするため、このたび動画を組み込んだサービスをさらに進歩させる YouTube API バージョン 3.0 を公開しました。新しくなった API は、クライアント ライブラリ対応をより充実させ、改良されたツールやリファレンス ドキュメント、Google 共通 API インフラストラクチャとの一体化によって使いやすくなっています。バージョン 3.0 では、リクエストされた内容だけを返すようにし、XML エンコーディングではなく JSON を使用することで効率化を図っています。また、この API では、「トピック」を介した Freebase との統合やユニバーサル検索といった、中核的な機能を新たに導入しています。ソーシャル メディア管理アプリを開発されている方であれば、今回のリリースで新たに盛り込まれたチャンネルお知らせメッセージの投稿や、充実した登録者リスト管理機能を気に入っていただけるでしょう。API バージョン 3.0 は、今までで最大規模となる全面的なアップデートです。ぜひお試しください。
新機能: トピック、ユニバーサル検索、視聴者とのコミュニケーション
YouTube 動画を検索するとき、キーワード検索で的外れな結果しか得られなかったという経験はありませんか? 新たなトピック API では Freebase の力を借り、検索キーワードではなく Freebase トピック ID を指定することで、探している動画を的確に見つけることができます。
例えば、この記事を米国外でお読みいただいている人がサッカーに関連するコンテンツを探す場合は、おそらく、お求めのトピック ID は /m/02vx4 です。API のユニバーサル検索機能は、このようなリクエストをたった 1 回実行するだけで、トピックに合ったチャンネルや再生リスト、動画を検索できる機能です。詳しくは、トピックの API ガイドを参照してください。
バージョン 3.0 では、YouTube 視聴者とのつながりや交流を図りやすくするためのツールも提供しています。ソーシャル メディア管理アプリでは、お知らせメッセージの投稿を利用すれば、コンテンツ制作者はチャンネル登録者とコミュニケーションを取れるようになっています。
効率化、クライアント ライブラリ、進化したツール、その他いろいろ...
アプリの通信量を削減するため、バージョン 3.0 では「part」パラメータで指定した、必要な情報のみを返すようになります。
バージョン 3.0 のデフォルトである JSON エンコーディングは、バージョン 2.0 の XML に比べて効率性に優れていますが、JSON のパーシングにあまり馴染みがない方は、.NET、Dart、Go、Java、JavaScript、Objective-C、PHP、Python、Ruby の各クライアント ライブラリを確認してみてください。これらのライブラリは OAuth 2.0 認証を使用しており、YouTube API や他の最新の Google API でも使えるため、アプリケーションの簡素化を図れます。
API console などの使い慣れた Google API ツールも、YouTube API バージョン 3.0 でまったく問題なく動作します。さらに、API リファレンス ドキュメントでは、スクロールでページの一番下まで行くと、その API を実際に試せるようにしました。また、スタンドアロンの API Explorer にアクセスすれば、サポートされているメソッドの一覧を閲覧できます。
使用アプリの例
バージョン3.0 はまだ試用段階ですが、素晴らしい最新アプリやサービスに使用されています。その中のいくつかをご紹介します。
YouTube API バージョン 3.0 についてもっと詳しく知りたい場合は、API ドキュメントに加え、まずはこちらの再生リストで紹介されている動画を見てみてください。ぜひ YouTube デベロッパー向けチャンネルを登録して、最新情報をチェックするようにしてください。
ソースコードを実際に使ってみましょう
物事を理解する一番の方法は実際に使ってみることです。そこで、お試し用に Python と JavaScript のコード例をいくつか用意いたしました。トピック API を使用したより広範なクライアントサイド アプリについては、Topics Explorer をお試しください。ソースコードは code.google.com で入手できます。
[本記事は YouTube API Team の Raul Furnică, Vladimir Vuskovic, Pepijn Crouzen が YouTube API Blog に投稿した「The Simpler, Yet More Powerful New YouTube Data API」という記事を元に翻訳・作成しています。詳しくは元記事をご覧ください。-山崎]
YouTube Data API は 2007 年の初リリース以来、開発者のみなさんが手がけた素晴らしいアプリのおかげで、Google の中で最もリクエスト量の多い API の 1 つになっています。みなさんの活動をサポートするため、このたび動画を組み込んだサービスをさらに進歩させる YouTube API バージョン 3.0 を公開しました。新しくなった API は、クライアント ライブラリ対応をより充実させ、改良されたツールやリファレンス ドキュメント、Google 共通 API インフラストラクチャとの一体化によって使いやすくなっています。バージョン 3.0 では、リクエストされた内容だけを返すようにし、XML エンコーディングではなく JSON を使用することで効率化を図っています。また、この API では、「トピック」を介した Freebase との統合やユニバーサル検索といった、中核的な機能を新たに導入しています。ソーシャル メディア管理アプリを開発されている方であれば、今回のリリースで新たに盛り込まれたチャンネルお知らせメッセージの投稿や、充実した登録者リスト管理機能を気に入っていただけるでしょう。API バージョン 3.0 は、今までで最大規模となる全面的なアップデートです。ぜひお試しください。
新機能: トピック、ユニバーサル検索、視聴者とのコミュニケーション
YouTube 動画を検索するとき、キーワード検索で的外れな結果しか得られなかったという経験はありませんか? 新たなトピック API では Freebase の力を借り、検索キーワードではなく Freebase トピック ID を指定することで、探している動画を的確に見つけることができます。
例えば、この記事を米国外でお読みいただいている人がサッカーに関連するコンテンツを探す場合は、おそらく、お求めのトピック ID は /m/02vx4 です。API のユニバーサル検索機能は、このようなリクエストをたった 1 回実行するだけで、トピックに合ったチャンネルや再生リスト、動画を検索できる機能です。詳しくは、トピックの API ガイドを参照してください。
バージョン 3.0 では、YouTube 視聴者とのつながりや交流を図りやすくするためのツールも提供しています。ソーシャル メディア管理アプリでは、お知らせメッセージの投稿を利用すれば、コンテンツ制作者はチャンネル登録者とコミュニケーションを取れるようになっています。
効率化、クライアント ライブラリ、進化したツール、その他いろいろ...
アプリの通信量を削減するため、バージョン 3.0 では「part」パラメータで指定した、必要な情報のみを返すようになります。
バージョン 3.0 のデフォルトである JSON エンコーディングは、バージョン 2.0 の XML に比べて効率性に優れていますが、JSON のパーシングにあまり馴染みがない方は、.NET、Dart、Go、Java、JavaScript、Objective-C、PHP、Python、Ruby の各クライアント ライブラリを確認してみてください。これらのライブラリは OAuth 2.0 認証を使用しており、YouTube API や他の最新の Google API でも使えるため、アプリケーションの簡素化を図れます。
API console などの使い慣れた Google API ツールも、YouTube API バージョン 3.0 でまったく問題なく動作します。さらに、API リファレンス ドキュメントでは、スクロールでページの一番下まで行くと、その API を実際に試せるようにしました。また、スタンドアロンの API Explorer にアクセスすれば、サポートされているメソッドの一覧を閲覧できます。
使用アプリの例
バージョン3.0 はまだ試用段階ですが、素晴らしい最新アプリやサービスに使用されています。その中のいくつかをご紹介します。
- インターネットの動画チェックを容易にするアプリ、Showyou ではトピック API を取り入れ、Showyou フィードに関連付けられたトピックをタップすると、関連動画を探せるようになっています。
- アルゼンチンに拠点に置く Interesante は、共有されている動画の Freebase トピックの判定にトピック API を取り入れました。Interesante では API を活用して、ユーザーに興味のありそうな動画をおすすめするサービスを行っています。
- ファン層の拡大と管理に特化している FanBridge では最近、チャンネルのお知らせメッセージ投稿機能と予約投稿サポートを導入しました。
- YouTube 視聴者開発を専門にする Tubular Labs では、登録者リストを活用して、コンテンツ制作者が視聴者理解を深められるよう支援しています。
- YouTube マーケティング ソフトウェア専門会社の Pixability では、新たな Python クライアント ライブラリを活用し、Online Video Grader を迅速に YouTube API バージョン 3.0 へ移植できました。
YouTube API バージョン 3.0 についてもっと詳しく知りたい場合は、API ドキュメントに加え、まずはこちらの再生リストで紹介されている動画を見てみてください。ぜひ YouTube デベロッパー向けチャンネルを登録して、最新情報をチェックするようにしてください。
ソースコードを実際に使ってみましょう
物事を理解する一番の方法は実際に使ってみることです。そこで、お試し用に Python と JavaScript のコード例をいくつか用意いたしました。トピック API を使用したより広範なクライアントサイド アプリについては、Topics Explorer をお試しください。ソースコードは code.google.com で入手できます。