昨年 9 月、Google は Routes API のプレビュー リリースを発表いたしました。Routes API は、Directions API と Distance Matrix API の拡張 API で、より有益で柔軟なルートをユーザーに提供することができます。
このたび、Routes API の一般提供を開始しました。Routes API は、Directions API と Distance Matrix API の基本機能に基づいて構築され、たとえば、リアルタイムの交通量を包括的に反映する最新のルート選択や、複数の出発地と目的地を組み合わせた距離行列から計算される到着予定時刻の提供など、ビジネスにおいて重要な役割を果たしています。さらに、従来より有益で柔軟なルートを提供し、到着予想時刻の精度を向上させるために、次のような高度な新機能も備えています。
- ルートの費用をより正確に算出するための通行料金データ(利用可能な地域)
|
二輪車(オートバイ)用ートと通行料金データの表示例 |
「当社では、ルート検索や距離および移動時間の計算機能を使って、お客様の多様なニーズに応えています。Routes API によって、お客様の要望にきめ細かく応えられるようになっただけでなく、実装もさらに簡単になりました。たとえば、ポリライン機能の改善により、ズームレベルを高くしたときでも高解像度のポリラインを維持したいと考えるお客様のニーズに応えられるようになりました。また、Compute Route Matrix で返される要素の総数が増えたことにより、幅広いユースケースに対応することが可能になっています。」
Google Cloud パートナー、株式会社ゴーガ 代表取締役 今関 雄人氏
Routes API の一般提供の開始後も、既存の Directions API と Distance Matrix API にも引き続きアクセスできますが、Routes API には Compute Routes や Compute Route Matrix をはじめとする新機能が追加されており、パフォーマンスも強化されています。
まずは、ウェブページ、ドキュメント、移行ガイドをご覧ください。実際にお試しいただく場合や、詳細を確認したい場合は、ライブデモをご覧ください。
Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。