本日は、
Google Ads API v0_3 ベータ版がリリースされたことをお知らせします。今回のようなマイナー バージョンの場合、引き続き v0 をエンドポイントとして使用できますが、新機能を利用するためには
クライアント ライブラリのアップデートが必要になります。主な機能は以下のとおりです。
- キャンペーン: キーワードでターゲットを設定する検索キャンペーンのほか、以下の機能が加わって強化されました。
- ディスプレイ キャンペーン
- キャンペーン グループ
- 広告スケジュール
- キャンペーン共有セット
- キーワード条件の共有セット
- インタラクション タイプのキャンペーン単価調整比
- 広告グループ単価調整比
- クエリ: GoogleAdsService.search がリソース名によるフィルタ機能を提供します。
- クリエイティブ: 広告不承認エラーへの対応として、拡張テキスト広告で PolicyViolationDetails に代わって PolicyFindingDetails が導入されます。
- ホテル広告: v0_1 で最初に導入されたホテル広告は、提供されたホテルの一覧や価格に基づいてシステムが広告タイプを自動生成します。この機能は、ホワイトリストに登録されたデベロッパーのみが利用できます。ホテル広告の移行や次のステップについての詳細は、最近のウェビナーをご覧ください。
- 推奨事項: 推奨事項は、キャンペーンのパフォーマンスを高めるためのカスタマイズされた提案を提供するサービスです。v0_3 リリースでは、API に新しい推奨事項タイプと新しい “dismissed” フィールドを追加しています。
- API で新たに、5 種類の推奨事項タイプが利用できるようになりました。
- コンバージョンを最大化する入札
- CPC を高める入札
- クリックを最大化する入札
- Google 検索パートナーによるリーチの拡大
- 最適な広告ローテーションの使用
- 非表示にした推奨事項を検索、取得、適用するために、“Dismissed” フィールドを追加しています。
- ショッピング: スマート ショッピング キャンペーンは、標準のショッピングとディスプレイ リマーケティング キャンペーンを組み合わせたもので、入札と広告プレースメントを自動化してさまざまなネットワークでの商品やビジネスを宣伝します。
- 今回の Google Ads API リリースは、コンバージョン値を最大化する入札戦略と合わせて使用できるスマート ショッピング キャンペーンの作成をサポートします。商品情報は、ListingGroupInfo 条件を使ってグループに分類できます。現在、この条件は、商品の状態、商品タイプ、リスティングのブランド、カスタム属性(L0-4)のディメンションの種類をサポートしています。
- 現在のところ、スマート ショッピング キャンペーンにアクセスできるのは、ホワイトリストに登録されたデベロッパーのみです。
- Python クライアント ライブラリ: Python クライアント ライブラリもリリースされました。v0 および v0_2 リリースでは、Java、C#、Ruby、PHP のクライアント ライブラリをリリースしました。
API を使ってみたい方のために、以下にリソースをまとめました。
ご質問やサポートが必要なことがありましたら、
フォーラムからご連絡ください。
Nadine Sundquist(Google Ads API チームを代表して)