デベロッパー リレーションズの重要な役割の 1 つは、デベロッパーの皆さんが使う API のフィードバックを集めることです。その目的は、プロダクトを改善し、デベロッパー エクスペリエンスを向上するツールを作成できるようにすることです。
Google Ads API はベータ版を卒業したので、これは一層重要になっています。
Google Ads Query Language(GAQL)と GAQL クエリの作成についても、いくつかの重要なフィードバックを受け取っています。そこからはっきりとわかったのは、以下のことです。
- GAQL は、Google Ads API からデータを取得する柔軟で充実したメカニズムです。その力を最大限に引き出し、効率的にクエリを作成するには、クエリ言語の細かい点までしっかりと理解しておくことが重要です。
- 以前のバージョンのインタラクティブ Google 広告クエリビルダー ツールは、GAQL のクエリ文字列の作成に役立ちました。しかし、ツールの背後にあるロジックの一部を公開して GAQL クエリ文字列の検証の仕組みについて理解を深めてもらうことで、クエリの作成プロセスを高速化する余地がありました。
そこで、新しいバージョンのインタラクティブ Google 広告クエリビルダー ツールをリリースしました。それに伴ういくつかのメリットは、
リリースに関するブログ投稿に掲載されています。
この新ツールを開発するにあたり、ユーザーの視点から Google Ads API にアプローチし、デベロッパーのユースケースについての理解を深めました。そして、Google Ads API を使ったアプローチを共有するため、このプロセス全体を通して私たちの体験を記録しました。この記事は、その過程を追ったブログ投稿シリーズの第 1 回です。本
クエリビルダー ブログシリーズでは、以下のトピックを取り上げる予定です。
- リソース スキーマの設計 : インタラクティブ クエリビルダー Angular アプリケーションの正規データセットとして利用する詳細な JSON リソース スキーマの設計。
- リソース スキーマの作成 : そのアプリケーションの構築を簡単にするため、GoogleAdsFieldService を使って、同時に利用できないフィールドを含む拡張リソース スキーマを作成する方法。
- リソース サービスの作成 : アプリケーションのさまざまな部分で、どのフィールドがユーザーに表示されるかを決めるリソース サービスを作成する方法。
- フィールドの選択可否の決定 : Google Ads Query Language(GAQL)のクエリ文字列の句で、フィールドが選択可能かどうかを決める選択サービスを作成する方法。
- フィールド選択とクエリ検証 : 選択サービスを更新し、フィールドの選択と GAQL 文字列の検証をする方法。
- 概要 : このプロセスから学んだ重要な教訓の概要。
このブログシリーズを通じた学習をお楽しみください。今後のコンテンツにご期待ください。
ご質問やさらにサポートが必要なことがありましたら、
フォーラムまたは googleadsapi-support@google.com にご連絡ください。