先日の
ブログ投稿では、Google Ads API v1 のリリースについてお知らせしました。Google Ads API と AdWords API がどちらも本番システムで使われるようになったので、いくつかのポリシーの項目について確認しておきましょう。
利用規約
本番環境向けの Google Ads API にアクセスするには、更新版の
利用規約に同意する必要があります。新しい規約に同意せずに v1 にアクセスしようとすると、エラー
AuthorizationError.MISSING_TOS
が発生してリクエストが失敗します。既存の AdWords API ユーザーが以前の API にアクセスする場合は、新しい利用規約に再同意する必要は
ありません。新しい規約に同意する手順は、
こちらのブログ投稿をご覧ください。
レート制限
Google Ads API のレート制限は、すべて AdWords API の利用とは独立しています。Basic Access デベロッパー トークンから 1 つの Ads API にリクエストを送信しても、他の API の日次リクエスト制限に影響することはありません。
また、Basic Access デベロッパー トークンの
日次制限は、Google Ads API と AdWords API で異なります。制限は新しい
GoogleAdsService に対応するように設定されています。GoogleAdsService は、オブジェクトの取得や報告を行う統合サービスです。Basic Access デベロッパー トークンでは、1 日に 15,000 回のリクエストを発行できます。
page_token
フィールドを設定した
GoogleAdsService.Search
リクエストは、Basic Access の制限には含まれません。
- 注: すべてのデベロッパー トークンは、1 日あたり 1,000 回の Get リクエスト制限の対象となります。
必須機能の要件(RMF)
Standard Access ツールは、今後も
RMF ポリシーの対象となります。こういったツールは、以前の API から機能を移行するため、AdWords API または Google Ads API、あるいはこの 2 つの組み合わせを使うことによって、RMF に準拠できます。両方の API で利用できる必須機能は、両方のデベロッパー サイトのドキュメントに記載されます。
今後、
Google Ads API RMF ガイドには、最新の RMF リストが追加される予定です。このリストには、AdWords API で利用できる RMF に加えて、新しく必須になる機能で Google Ads API のみで利用できるようになるものも記載されます。新機能の RMF 期限には、AdWords API から Google Ads API への移行作業も考慮されます。
リソース
ここで説明したポリシーの更新の詳細については、以下の Google Ads API リソースをご覧ください。
ご質問やサポートが必要なことがありましたら、
フォーラムからご連絡ください。
--Google Ads API チーム