この記事は AdWords API チーム、Josh Radcliff による Google Ads Developer Blog の記事 "Announcing v201802 of the AdWords API" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

本日(*原文公開当時)は、AdWords API v201802 のリリースについてお知らせします。主な機能は以下のとおりです。
  • グローバル サイトタグとイベント スニペット: AdWords API で、グローバル サイトタグとイベント スニペットがサポートされました。これにより、ウェブサイトのコンバージョンでさらに効率的なタグ付けが可能になります。詳細は、改訂されたコンバージョン トラッキング ガイド(英語)をご覧ください。
  • フィード アイテムのターゲッティング: 新しく追加された FeedItemTargetService を使うと、フィード アイテムでさらに柔軟なターゲッティング オプションを利用できます。詳細は、改訂されたフィード サービス ガイド(英語)をご覧ください。
  • 新しいランディング ページのレポート: 新しい LANDING_PAGE_REPORT では、広告をクリックしたユーザーが最初に目にするページのパフォーマンスの内訳を確認できます。
  • Gmail 広告: AdWords API で GmailAd タイプを指定することで、簡単に Gmail 広告を作成できるようになりました。広告の概要ガイド(英語)に、詳しい手順が掲載されています。
以上の v201802 の変更とともに、AdWords API のすべてのバージョンに対して以下の改善が行われています。
  • ショーケース広告のクリックタイプ: レポートのクリックタイプの一覧に、ショーケース広告のインタラクションの値が追加されました。
  • モバイル ID/IDFA と住所のメンバー アップロード: AdWords API のすべてのユーザーがモバイル ID/IDFA と住所メンバーデータを CrmBasedUserList にアップロードできるようになりました。以前は、ホワイトリストに登録されているユーザーのみがこの機能を利用できました。
AdWords API の v201705 または v201708 を使っている方は、これらのバージョンが 2018 年 3 月 28 日終了することに注意してください。v201705、v201708、v201710 をスキップして直接 v201802 に移行することを強くおすすめします。v201710 を使っている方は、このバージョンが現在非推奨となっており、2018 年 7 月 11 日に終了することにご注意ください。

AdWords API の新しいバージョンを使う場合は、リリースノートv201802 移行ガイドを読み、すべての変更点を入念に確認してください。アップデートされたクライアント ライブラリとコードサンプルは、48 時間以内に公開されます。

移行にあたって、ご質問やサポートが必要なことがありましたら、フォーラムから日本語でもご連絡ください。


Reviewed by Thanet Knack Praneenararat - Ads Developer Relations