この記事はソフトウェア エンジニア、Tony Meng、プロダクト マネージャー、Alex Dufetel による The Firebase Blog の記事 "Increasing the Realtime Database concurrency limits" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
 
Tony Meng
Tony Meng
Software Engineer
Alex Dufetel
Alex Dufetel
Product Manager

 
Flame および Blaze プランの Realtime Database デベロッパーの皆さんに朗報です。同時接続数の制限が 1 万から 10 万に緩和されます!  
 
同時接続数とは、データベースに同時に接続できるユーザーの数です。Realtime Database では、通常この数は 1 日あたりのアクティブ ユーザー数よりも 1 桁から 3 桁少ない数であると覚えておくとよいでしょう。そのため、1 日あたりのアクティブ ユーザー数が数千万ほどにならなければ、同時接続ユーザー数が 10 万に達することはないはずです。  
 
今まで、同時接続数はデータベースあたり 1 万に制限されていました。この制限を解除したい場合は、Google に連絡する必要があり、連絡を受けると、Google はアプリの健全性を確認していました。その際には、インデックスのないクエリや重い読み込みがないかを探し、アプリのスケールアップの準備が整っているかを確認していました。  
 
しかし、最近実施されたインフラの改善により、制限値を同時接続数 10 万に緩和できるようになりました(ただし、クエリ用のインデックスを作成し、リスナーをルートパスに設定しないようにする必要はあります)。さらに同時接続数を増やす必要がある場合は、ご連絡ください。  
 
Firebase Realtime Database にこのような変更ができることをうれしく思います。私たちは拡張性を強化するための努力を続けており、今回の同時接続数の増加によってアプリのスケールアップが今まで以上にシームレスになることを期待しています。いつものように、質問やフィードバックがありましたら遠慮なくお知らせください。ご連絡いただけることを楽しみにしています。  
 
 
Posted by Yoshifumi Yamaguchi - Developer Relations Team