Local blog for Japanese speaking developers
Google Play の定期購入で収益アップ
2017年6月13日火曜日
この記事は Google Play、George Audi、Tom Grinsted、Larry Yang
による Android Developers Blog の記事 "
Make more money with subscriptions on Google Play
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
定期購入ビジネスモデルは、Android と Google Play ストアで定期的、安定的に繰り返し収入を得るための優れた方法の 1 つです。実際、定期購入アプリはデベロッパーもユーザーも大いに気に入っており、その消費額はここ 3 年間で 10 倍に、アクティブな定期購入者の数は昨年から 2 倍に増加しています。現在、数千ものデベロッパーが Google Play ストアで定期購入を提供しており、この課金プラットフォームで成功を収めています。この機会を活用してビジネスや Android ユーザーに対する知見を深めていただくため、私たちは努力を続けています。
定期購入ビジネスを促進する新機能
驚くような機能や印象的なコンテンツを持つ優れた製品があっても、最終的にユーザーを獲得できなければビジネスは成功しません。無償トライアル、初回購入価格、柔軟な課金期間などに加え、今回、
Google Play ストアの残高による定期購入の支払い機能
が追加されました。ギフトカードによる Play コンテンツの支払いはすでに 20 か国以上で可能になっていますが、ラテンアメリカなど、支払い手段として主に現金が使われている地域があるため、ギフトカードによる定期購入の支払いは 15% 増加しています。
ユーザーは単に獲得すればよいのではありません。獲得したユーザーは継続して維持されなければなりません。そこで今回導入されるのが、
アカウントのホールド機能
です。これによって、現在の手段で支払いに失敗した場合、ユーザーはコンテンツやサービスにアクセスできなくなります。支払いに失敗すると、即座にコンテンツやプレミアム機能にアクセスできなくなるため、ユーザーは新しい支払い手段を選択してくれます。個人の写真や動画を保存する
Keepsafe Photo Vault
は、5000 万回以上ダウンロードされています。そのデベロッパーである Keepsafe がアカウントのホールド機能を組み込んだところ、Android での定期購入更新率は 25% 増加しました。現在、10 を超えるデベロッパーがこの機能に対して早期アクセスを行っています。6 月末には、すべてのデベロッパーがこの機能を利用できるようになる予定です。
データはビジネスの死活に関わります。そのため、Play Console の新しい
定期購入ダッシュボード
と、Android アプリの定期購入者レポートが追加されています。
このダッシュボードには、新たな定期購入者数、キャンセル数、合計定期購入者数などの定期購入データが表示されます。さらに、1 日ごと、30 日ごとの収入データが表示され、もっとも収入の多い製品もわかります。これによって、定期購入製品やそのユーザーの実態に迫ることができ、ビジネスにおける意思決定に役立てることができます。
分析によって定期購入ビジネスを拡大する
定期購入ビジネスを成功に導く上で欠かせないのは、製品や機能だけでなく、ユーザーのニーズを理解することです。私たちは、アメリカとイギリスの 2,000 名の Android アプリの定期購入者に調査を行い、アプリを使う方法と理由について尋ねました。その結果は、
「Google Play の定期購入アプリ: デベロッパーに成功をもたらすユーザーの分析」
というレポートで公開されています。ここでは、定期購入のユーザー ベースの拡大、価格戦略の設定、ユーザーの維持率の向上に役立つチャンスとなるいくつかの点を紹介します。
ユーザー獲得のために、無償のトライアルを活用します
。78% のユーザーは最初に無償版のアプリを使っています。有償版を使う理由として、多くの方が割引価格や無償トライアル期間の終了をあげています。
ユーザーに支払いを続けてもらえるよう、魅力的なコンテンツの提供やアップデートを続けます
。この点は、無償版から有償版へのコンバージョンやユーザーの維持にとって、もっとも重要な動機となります。
定期購入には、収益を上げる大きなチャンスがあります
。価格設定の柔軟さはカテゴリによって異なりますが、有償版から乗り換える理由として価格をあげているユーザーは少数です。また、アプリごとに定期購入の予算を割り当てている、あるいは特に予算について考えていないユーザーは 64% です(定期購入アプリ全体に予算を割り当てているユーザーとの比較です)。
Google Play ストアで定期購入ビジネスを拡大する方法についてさらに詳しく知りたい方は、
I/O セッションをご覧いただき
、
調査レポート(PDF)をダウンロード
してください。また、
Google Play アプリ内課金で定期購入
をお試しください。
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Reviewed by
Hak Matsuda - Developer Relations Team
Android Instant Apps を全デベロッパーに解放、ぜひご利用ください!
2017年6月13日火曜日
この記事はプロダクト マネージャー、Jonathan Karmel による Android Developers Blog の記事 "
Android Instant Apps is open to all developers. Start building today!
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
今年初めに
、Android アプリをインストールせずに実行する新しい方法、
Android Instant Apps
のテストを開始しました。すばらしいデベロッパー コミュニティに恵まれたおかげで、この機能のなユーザー エクスペリエンスの改善に役立つ多くのフィードバックをいただきました。
本日(*原文公開当時)より、Android Instant Apps はすべてのデベロッパーに解放され、誰でも Instant App をビルドして公開できるようになります。ユーザーは、HotPads、Jet、New York Times、Vimeo、One Football などのさまざまなデベロッパーが提供する 50 以上の新たなアプリを試してみることができます。こういったアプリはまだ短い間しか利用されていませんが、データから反応が上々であることがわかっています。たとえば、Jet や HotPads は購入が 2 桁の伸びを見せており、見込み客も増加しています。
(左から右に: One Football、Dotloop、Jet、Vimeo、HotPads、New York Times)
本日皆さんに公開する開発ツールは、アーリー パートナーからのフィードバックを直接取り入れたものです。
Instant App の開発を始めるには、
developer.android.com
にアクセスし、
Android Studio 3.0
と Android Instant Apps SDK の最新プレビューをダウンロードしてください。開発は 1 つのコードベースを維持したまま進めることができます。必要に応じて各機能がダウンロードされるようにするには、アプリをモジュール化しなければなりません。それに必要なツールは Android Studio が提供してくれます。アプリには 1 つとして同じものはありませんが、最新のツールを使用したアーリー パートナーは、おおよそ 4~6 週間で Instant App を開発しています。
ビルドが完了した Instant App は、Play Console で配布します。インストール可能な APK と一緒に Instant App の APK をアップロードするだけで完了です。
Instant Apps は、40 か国以上において最新の Android 端末で増加を続けています。Instant Apps は Android O とともに進化し、Instant Apps 用の効率的で新しいランタイム サンドボックス、共有可能なサポート ライブラリによるアプリのサイズ削減、ランチャーへの統合のサポートなどの機能が開発されています。
詳細については、g.co/InstantApps をご覧ください。また、先日行われた Google I/O でのセッション、「
Introduction to Android Instant Apps(A
ndroid Instant Apps の概要
)」もご覧いただけます。皆さんが作成した Instant Apps を見るのを楽しみにしています。
Reviewed by
Takeshi Hagikura - Developer Relations Team
2017 年の Android Security Rewards
2017年6月12日月曜日
この記事は Android セキュリティ チーム、Mayank Jain、Scott Roberts による Android Developers Blog の記事 "
2017 Android Security Rewards
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Android Security Rewards
プログラムは、2 年前に開始されました。2 年目を迎えた今年は大いなる飛躍を遂げ、基準を満たす 450 件以上の脆弱性レポートを受領しています。1 人あたりの褒賞金は 52.3% 増加し、合計額も倍増して 110 万ドルになりました。プログラムが開始されてから支払われた褒賞金は、合計 150 万ドル以上にのぼります。
以下に、2 年目を迎えた Android Security Rewards プログラムの概要を示します。
褒賞額が最大となる TrustZone または Verified Boot の安全性が脅かされる完全なリモート脆弱性チェーンに対する支払いはありませんでした。
褒賞金は 115 名に対して支払われ、平均金額は 1 件あたり 2,150 ドル、リサーチャー 1 人あたり 10,209 ドルでした。
トップ リサーチチームの
C0RE Team
には、脆弱性レポート 118 件に対して 300,000 ドルを支払いました。
31 名のリサーチャーに 10,000 ドル以上を支払いました。
昨年、完全な
脆弱性レポート
をお寄せくださったすばらしい
リサーチャーの皆様
、誠にありがとうございました。
Android Security Rewards プログラムの強化
Google は、Android Security Rewards プログラムの改善を常に検討しており、2017 年 6 月 1 日以降に提出されるすべての脆弱性レポートにはいくつかの変更が適用されます。
Android はリリースを重ねるたびにセキュリティ保護が強化されており、この 2 年間で最高の褒賞金が提供される脆弱性チェーンを発見したリサーチャーはいないため、この最上級の脆弱性に対する褒賞金を増額します。
リモート脆弱性チェーン、TrustZone または Verified Boot の欠陥につながる脆弱性に対する褒賞金は、50,000 ドルから 200,000 ドルに増額します。
リモート カーネルの脆弱性に対する褒賞金を 30,000 ドルから 150,000 ドルに増額します。
脆弱性に対する褒賞金と合わせて、広範かつ多様な Android エコシステムとの連携も継続することにより、このプログラムで報告された問題からユーザーを保護します。各メーカーの端末でこういった問題が毎月の
セキュリティ アップデート
によって修正されるよう、各メーカーとも協力しています。
100 以上の端末モデルでは、投入端末の大多数で直近 90 日以内にセキュリティ アップデートが実行されています。次の表は、投入端末の大多数で直近 2 か月以内にセキュリティ アップデートが実行されたモデルを示しています。
メーカー
端末
BlackBerry
PRIV
Fujitsu
F-01J
General Mobile
GM5 Plus d, GM5 Plus, General Mobile 4G Dual, General Mobile 4G
Gionee
A1
Google
Pixel XL, Pixel, Nexus 6P, Nexus 6, Nexus 5X, Nexus 9
LGE
LG G6, V20, Stylo 2 V, GPAD 7.0 LTE
Motorola
Moto Z, Moto Z Droid
Oppo
CPH1613, CPH1605
Samsung
Galaxy S8+, Galaxy S8, Galaxy S7, Galaxy S7 Edge, Galaxy S7 Active, Galaxy S6 Active, Galaxy S5 Dual SIM, Galaxy C9 Pro, Galaxy C7, Galaxy J7, Galaxy On7 Pro, Galaxy J2, Galaxy A8, Galaxy Tab S2 9.7
Sharp
Android One S1, 507SH
Sony
Xperia XA1, Xperia X
Vivo
Vivo 1609, Vivo 1601, Vivo Y55
出典: Google May 29th, 2017.
昨年、Android の安全性強化に貢献してくださった皆様、どうもありがとうございます。私たちは協力し、あらゆる場所にいる Android ユーザーに役立つセキュリティ リサーチに大きな投資を行いました。来年に向けた改善に参画したいという方は、詳しい
プログラム ルール
をご確認ください。完全なレポートの送信方法については、
Bug Hunter University
をご覧ください。
Posted by
Yuichi Araki - Developer Relations Team
AMP のスピードを検索と広告の表示に
2017年6月9日金曜日
この記事はプロダクト マネジメント担当副社長、Jerry Dischler
による "
Bringing the speed of AMP to search & display ads
" に翻訳・加筆したものです。元の記事は
Inside AdWards
に投稿され、
Accelerated Mobile Pages Project に転載され
ました。詳しくは元記事をご覧ください。
モバイルの成功の第一歩は、適切な基礎固めです。人々に選ばれるのは、即座に、そしてシームレスにニーズを満たしてくれるブランドです。どんなにサイトが立派に見えても、読み込みが遅ければユーザーは去ってゆき、チャンスを逃すことになります。
オープンソースの Accelerated Mobile Pages(AMP)Project は、ウェブを高速化してユーザー エクスペリエンスを向上させるために 1 年半前に開始されました。それ以来、高速に読み込まれる AMP ページは、まずは Google 検索のトップニュースのカルーセルに、続いて
オーガニック検索の結果リスト
に展開されています。
本日は、AMP のスピードを活用して広告のパフォーマンスを向上させる 2 つの新しい方法を紹介します。その 1 つ目は、新たな AdWords ベータ版です。これは、高速に読み込まれる AMP ページを検索広告のランディング ページに使えるようにするものです。2 つ目は、Google ディスプレイ ネットワークで提供される広告の高速化です。これは、AMP ページを高速化しているのと同じ仕組みを利用したものです。
AMP ランディング ページでキャンペーンの ROI を改善
Google 検索の AMP ページでは、ページ読み込み時間の中央値が 1 秒未満であることは以前にもお伝えしました。この速度が十分でないという方のために、先週、Google 検索の AMP ページが 2 倍高速になったことをお知らせしました。AMP がここまで広く採用されているのは驚くことではありません。現在、90 万のドメインで 20 億以上の AMP ページが公開されています。Johnson & Johnson、Toll Brothers、eBay などの広告主は、オーガニック検索結果を開いたユーザーを AMP ページに飛ばすことで、ブランドの価値を向上させています。
新しい AdWords のベータ版を活用すると、検索キャンペーンはさらに高速になったモバイルページのパフォーマンスによるメリットを享受できます。広告主が検索広告を AMP ランディング ページにリンクさせると、Google 検索で AMP ページを開くのと同じような高速なモバイルウェブ体験を提供できます。ベータ版に参加を希望する方は、
こちらからお申し込み
ください。
「私たちは、効果的な広告キャンペーンにおけるスピードの重要性を理解しています。そのため、AMP のスピードを AdWords の有償キャンペーンに適用できるのはとてもうれしいことです」
── Toll Brothers オンライン マーケティング最適化マネージャー、Aaron Cocks 氏
「Johnson & Johnson の商品情報ページで行った AMP のテストは大成功でした。10 倍早くなったページもあり、エンゲージメント率は 20% 上昇しています。J&J はさらに AMP を展開したいと考えています」
── Johnson & Johnson ヨーロッパ、中東およびアフリカ地域デジタル アナリティクス責任者、Paul Ortmayer 氏
広告を AMP で表示
広告が高速に読み込まれれば、ユーザーがそれを見る確率は高くなります。つまり、メディア予算の効率が上がり、メッセージング戦略が最大限の効果を発揮することになります。また、高速に読み込まれる広告は、優れたユーザー エクスペリエンスにつながります。
ウェブ広告で高速かつ優れたユーザー エクスペリエンスを提供するために、AMP Project は
昨年 AMP Ads Initiative
という取り組みを始めました。これは、AMP ページの高速読み込みを実現しているテクノロジーを広告に適用するものです。
現在 Google ディスプレイ ネットワークの AMP ページに表示されている膨大な数の広告は、新しい AMP 広告フォーマットに自動的に変換されて提供されるものです。こういった広告は、通常の広告と見かけはまったく同じですが、最大 5 秒早く読み込まれます。究極的には、これによって皆さんのメッセージが実際に意図した対象ユーザーに表示されることになります。もちろん、皆さんのブランドでシームレスなユーザー エクスペリエンスを提供できます。
スピードは重要です。現在のユーザーのニーズを満たすために、高速化は欠かせません。AMP のスピードとパフォーマンスが広告にも適用されることで、キャンペーンの効率が上がり、増し続けるユーザーの期待に応えられるようになります。
Posted by
Yoshifumi Yamaguchi - Developer Relations Team
Firebase SDK のオープンソース化
2017年6月8日木曜日
この記事は Firebase プロダクト マネージャー、Salman Qadri による The Firebase Blog の記事 "
Open sourcing the Firebase SDKs
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
元の記事は
Google オープンソース ブログ
に投稿されました。
Firebase クライアント ライブラリのオープンソース化に向けた第一歩を踏み出したことをお知らせします。私たちは、SDK をオープンなものにすることを通して、透明性を上げ、デベロッパー コミュニティの強化に貢献したいと考えています。この目的を達成するために、GitHub を通してソースコードを公開し、皆さんにも貢献していただけるようにします。スタイルの不一致からバグまで、コードに問題を発見した方は、GitHub 標準の Issue Tracker から問題を報告できます。また、このプロジェクトは
Google オープンソース ディレクトリ
からも参照できるようになっています。皆さんのプルリクエストをお待ちしています。
オープンソース化の対象
まずは、
iOS
、
JavaScript
、
Java
、
Node.js
、
Python
の各 SDK のいくつかの製品をオープンソース化します。Android SDK のオープンソース化も検討予定です。各 SDK には、
Apache 2.0
ライセンスが適用されます。これは、
FirebaseUI
などの既存の Firebase オープンソース プロジェクトと
同じ柔軟なライセンス
です。
以下では、それぞれのレポジトリについて紹介します。
Firebase iOS SDK 4.0
https://github.com/firebase/firebase-ios-sdk
Firebase iOS 4.0 SDK のリリースに合わせて、Swift ユーザーにとってわかりやすい API 名への変更など、デベロッパーの皆さんが開発をしやすくするためのいくつかの改善が行われています。iOS SDK のオープンソース化によって、各機能のフィードバックが増えることを期待しています。今回の最初のリリースでは、Realtime Database、Auth、Cloud Storage、Cloud Messaging(FCM)の各 SDK がオープンソース化されます。今後もさらに多くの SDK がオープンソース化される予定です。
Firebase にはまだオープンソース化できないコンポーネントもありますので、まだ製品を完全にビルドすることはできません。このレポジトリを使って FirebaseDev pod をビルドすることはできますが、当面の間
CocoaPods
で配布されるライブラリは当面の間静的フレームワークのままとなる予定です。私たちは、組み込みの方法によらず、デベロッパーの皆さんが開発しやすい方法を探し続けています。
GitHub の README
には、iOS SDK のビルドやテスト、そして貢献を行う方法が詳しく記載されています。
Firebase JavaScript SDK 4.0
https://github.com/firebase/firebase-js-sdk
JavaScript 用の Realtime Database、Cloud Storage、Cloud Messaging(FCM)の各 SDK もオープンソース化されます。近いうちに、Firebase Authentication のオープンソース化など、いくつかの改善を行う予定です。さらに、コンポーネントのソースマップのリリースに向けた準備も進められています。これによって、アプリのデバッグが大幅に改善される予定です。
GitHub レポジトリ
には、ビルドやテスト、そして貢献を行う手順が記載されています。
Firebase Admin SDK
Node.js:
https://github.com/firebase/firebase-admin-node
Java:
https://github.com/firebase/firebase-admin-java
Python:
https://github.com/firebase/firebase-admin-python
うれしいことに、信頼された環境から Firebase にアクセスする Admin SDK は、最近リリースされた
Python SDK
も含めて 3 つすべてが完全にオープンソース化されます。今後、さらに多くの言語がサポートされる予定ですが、Firebase を皆さんの環境で利用する際には、これらのソースを参考にすることをおすすめします(その場合は、ぜひご報告ください)。
アップデートされた SDK で皆さんが作るものを楽しみにしています。いつものように、フィードバックや質問は Google グループの
Firebase-Talk
、
Stack Overflow
、Firebase
サポートチーム
にお寄せください。今後、SDK の問題やプルリクエストは、
GitHub
にご連絡ください。また、Google I/O でリリースされたその他の Firebase の改善点について、Firebase ブログ
https://developers-jp.googleblog.com/2017/05/whats-new-from-firebase-at-google-io.html
をご覧ください。
Reviewed by
Khanh LeViet - Developer Relations Team
Google I/O 2017:デベロッパーがあらゆるプラットフォームに最適なエクスペリエンスを構築できるようにする
2017年6月7日水曜日
この記事はデベロッパー プロダクト グループ、バイスプレジデント、Jason Titus による Google Developers Blog の記事 "
Google I/O 2017: Empowering developers to build the best experiences across platforms
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
世界中のデベロッパーとつながる Google I/O でまたお会いできたことを非常にうれしく思います。Shoreline Amphitheatre には 7,200 名のみなさんにお集まりいただき、さらに何百万人もの方々に
ライブストリーム
を通してご参加いただきました。また、80 か国以上で数千人のデベロッパーが、地元の
I/O Extended
イベントでデベロッパーの日々の作業を簡単にする Google の取り組みについて耳を傾けました。プロダクトのビルドに関する問題をできるだけ少なくして、デベロッパーが本当に解決する必要のある問題に集中できるようになるはずです。
Google I/O 初日の基調講演で Sundar Pichai(CEO)は、10 億のユーザーが利用する各種プラットフォームについて
講演しました
。プラットフォームが Android、Chrome、モバイルウェブのいずれであっても、Google の成功はデベロッパー コミュニティの協力なしには実現できませんでした。
デベロッパー基調講演
では、日々 Google のプラットフォームで開発するデベロッパー向けのツールとサービスに多額の投資を行っていることを説明しました。
続く 3 日間で、さらにたくさんのテーマについてお話ししました。Google I/O で紹介された主なデベロッパー向け情報を振り返ってみましょう。
世界中の何十億ものユーザーとデベロッパーをつなげるプラットフォーム
Android O Developer Preview 2
— Android をさらに便利にする流れるような操作と、電池の寿命、起動時間、グラフィック レンダリング時間、安定性を最適化するための取り組みに重点を置いた Android O の次のリリースをご覧ください。アーリー アダプターは Android O ベータ版プログラム(
android.com/beta
)にオプトインし、Android O をすぐに実行できます。
Project Treble
— Google I/O 開催の前週、新しい Android フレームワークをご紹介しました。これは、端末メーカーがスマートフォンを新しいバージョンの Android へのアップグレードする際にかかる時間や手間を削減することを目的に設計されており、Android O 以降を搭載する端末が対象となります。
Android Go
— O のリリース以降、エントリレベルの端末でスムーズに実行できるように Android を最適化しています。YouTube Go、Chrome、Gboard などの Google アプリは、メモリやストレージ、モバイルデータの使用量を抑えるように設計されています。
Kotlin
— Android は Java と C++ に加えて、Kotlin プログラミング言語を公式にサポートします。Kotlin は優れた設計の、成熟した実稼働向けの言語であり、Android 開発をより迅速で楽しいものにします。
Android Studio 3.0 Canary
— 新しいプレビュー版には、開発フローの高速化を実現する 3 つの主な機能が追加されています。パフォーマンスの問題をすばやく診断する新たなアプリのパフォーマンス プロファイリング ツール一式、Kotlin プログラミング言語のサポート、サイズの大きいアプリのプロジェクトでの Gradle ビルドの高速化です。
モバイルウェブ —
AMP
と
Progressive Web Apps
(PWAs)は、最新のモバイルウェブ環境を再定義します。AMP を利用すると、コンテンツの表示が高速化されます。PWAs は、信頼性が高く、高速で魅力的な、アプリに重点を置いたエクスペリエンスを実現します。いま世界中で
成功事例
が生まれています。たとえば、旅行会社の
Wego
には AMP をベースにした PWA が追加されました。
Forbes
は PWA のローンチ以降、ユーザー エンゲージメントが 2 倍になりました。現在お使いのウェブ エクスペリエンスの状況を確認したい場合は、ウェブページの品質を自動で測定するツール、
Lighthouse
をご利用になれます。午後の
モバイルウェブ:統合の状況
講演で、豊かなモバイルウェブ エクスペリエンスの構築について詳しく説明します。
モバイルアプリとウェブを次のレベルに引き上げるインフラとサービス
Firebase
— 昨年の I/O で Firebase が拡張され、アプリのビルドとビジネスの成長をサポートする製品を備えたフルモバイル開発プラットフォームとなりました。今では 100 万人以上のデベロッパーが Firebase を利用しており、日々のデベロッパーの課題をよりシンプルにできるよう、取り組みを続けています。ホスティング機能とクラウド機能間にインテグレーションを導入し、電話番号認証のサポートを加え、さまざまな方法で Analytics の改善を進める Firebase Performance Monitoring を通じて、アプリのパフォーマンスを詳しく分析できるようになっています。
SDK のオープンソース化
も始めました。
モバイルウェブ デベロッパー認定
— Google I/O 2016 で、Associate Android Developer Certification(アソシエイト Android デベロッパー認定資格)を発表しました。今年は、ウェブ デベロッパー向けに
Mobile Sites Certification(モバイルサイト認定)
と
Mobile Web Specialist Certification(モバイルウェブ スペシャリスト認定)
という 2 つの認定資格を新たに設けました。
強力なツールで新しいユーザーを獲得し、ビジネスを成功に導く
Google Play Console
— Play Console に、デベロッパーがアプリのパフォーマンスを高め、リリース管理の信頼性を向上させ、世界中のユーザーにアプローチし、ビジネスを成功に導くためのサポートを提供する、強力な新機能とレポートが追加されました。Play Console に幅広いビジネスの用途を反映した新しい機能が加わった事で、アプリのビジネスを向上させる上で必要な機能をより簡単に検索できるようになります。
Android Instant Apps
— Android アプリをインストールせずに実行する新しい方法である Android Instant Apps を
すべてのデベロッパー
に開放しました。これにより、誰でも Instant Apps をビルドして公開できるようになりました。既に、Jet、New York Times、Vimeo、Zillow などのさまざまなブランドが対応しており、Android Instant Apps は 50 以上のアプリで試してみることができます。
ペイメント、収益化と広告 — Google Payment API が導入されました。これにより、ユーザーの Google アカウントに保存されているクレジット カードまたはデビット カードを使用して、ユーザーがアプリ内およびオンラインで支払えるようになります。Google Analytics for Firebase と新しい AdMob との統合により、収益の効率が上がり、Universal Apps Campaigns のアップデートにより、ユーザーベースを広げることができます。
機能の限界を押し広げる新しいインターフェース
Google Assistant 向けの Actions on Google
— スマートフォンに Actions on Google の機能が導入され、SDK がさらに向上しました。新しいデベロッパー コンソールである Actions Console もリリースしました。これにより、デベロッパーがチームで開発し、アプリの使用状況、パフォーマンス、ユーザー検出パターンに基づきデータを収集できるようになります。この新しいコンソールは、Firebase コンソールと Google Cloud コンソールを統合しています。
VR and AR at Google
— 「VR and AR at Google(Google の VR と AR)」セッションでは、最新の Daydream プラットフォーム機能とデベロッパー ツールについて説明しました。
デベロッパーの皆さまが成功をおさめることは、Google にとって重要なことです。Google は、デベロッパーの課題の解決をサポートする製品を開発するだけでなく、130 以上の国で、
Women Techmakers
や Google Developer Groups (
GDGs
)などのプログラムを通じて、デベロッパー コミュニティを育み、拡大しています。
Google Developers Certification(Google Developers 認定)
などのトレーニング プログラムや、Udacity やその他のパートナーから提供されるコースにも投資しています。これにより、デベロッパーが技術的な機能をさらに深めることができます。また、複数のプロダクトを取り上げるデベロッパー向けの大きなイベントである Google Developer Day が、ヨーロッパ(2017 年 9 月、ポーランドのクラクフ)とインド(2017 年 12 月、バンガロール)の 2 会場で開催される予定です。詳しくは、
g.co/gdd2017
に登録して最新情報をご覧ください。
Google I/O 期間中は、Android に始まり Assistant や AR まで網羅された、14 のコンテンツ トラックと 140 以上のブレークアウト セッションが参加者と視聴者に用意され、これらの分野について深く学べる機会が提供されました。デベロッパーが最新の API を使いこなすことができるように、
70 以上のコードラボ
も公開しました。
Android、Chrome、Play、VR/AR、クラウド、モバイルウェブのどのプラットフォームでも、Google は世界中の何十億ものユーザーとデベロッパーをつなげるプラットフォームに常に投資しています。デベロッパー コミュニティからの継続的なサポートとフィードバックに感謝します。
Posted by
Takuo Suzuki - Developer Relations Team
Android Wear: 新しいコンプリケーション ツール と時計対応の UI ライブラリ
2017年6月7日水曜日
この記事は Android Wear リード デベロッパー アドボケート、Hoi Lam による Android Developers Blog の記事 "
Android Wear: New complications tools and watch friendly UI library
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Android Wear 2.0 は、ユーザーに有用な情報を表示するウォッチフェイスを提供するとともに、デベロッパーに便利なアプリを構築する新たな方法を提供しています。こういった新しいチャンスは、ユーザーにもデベロッパーにも好意的に受け止められています。デベロッパーがそういった新機能のメリットを受けられるように、一連のコンプリケーション用の API ツールがリリースされています。これは、デベロッパーがコンプリケーション サポートや時計対応のユーザー インターフェースを構築できる新たな Wear UI を簡単にウォッチフェイスに追加できるようにするものです。
ウォッチフェイス デベロッパー向けの新たな Complications API ツール
コンプリケーションは、ウォッチフェイス上に直接表示される非常に小さな情報です。また、お気に入りのアプリを起動するショートカットとしても動作します。昨年、
Complications API
が導入され、ウォッチフェイスでユーザーが選択した任意のアプリからデータを受信したり、一貫したスタイルでデータをユーザーに表示したりできるようになりました。本日は、4 つの新しいツールを紹介します。これを使うと、ウォッチフェイス デベロッパーは Complications API を簡単に組み込むことができます。
TextRenderer
- テキストのサイズを自動で調整し、ウォッチフェイス メーカーで定義されている境界に収まるようにします。
ComplicationDrawable
- コンプリケーション用の完全なレンダリング ソリューションで、すべてのスタイル設定を処理し、レイアウトが指定したスペースに収まるように調整してくれます。
便利なウォッチフェイス設定サンプル
- 高機能で便利な操作性を提供するコンプリケーション設定を簡単に構築できる再利用可能なサンプルコードです。
コンプリケーション テストスイート
- ウォッチフェイスがコンプリケーション データを構成するすべてのフィールドの組み合わせに対応できるかどうかのチェックをサポートするサンプルデータ プロバイダです。
コンプリケーションをウォッチフェイスに組み込むのは、今までになく簡単になっています。
Wear デベロッパー用の新しい Wear UI ライブラリ
Android Wear 1.0 のリリース以来、私たちは、時計対応のユーザー インターフェースを構築する Android ビュー コンポーネントを提供してきました。デベロッパーの皆さんからは、これらのコンポーネントのオープンソース化を期待しているという声がよく寄せられます。そのため、Google I/O 以降、一部のコンポーネントをオープンソース化し、さらにいくつかの Android Wear UI コンポーネントを Android サポート ライブラリで提供します。これによって、他のサポート ライブラリとの一貫性が向上した API、リリース頻度のアップ、デベロッパーによるフィードバックへの応答性の向上など、多くのメリットが生まれます。具体的には、以下のことを行います。
ウェアラブル サポートクラスの移行
- WearableRecyclerView などのAndroid Wear 固有のビュー コンポーネントをウェアラブル サポートの android.support.wearable.view から Android サポート ライブラリの android.support.wear.widget に移行し、アップデートします。この新しいパッケージは、オープンソースとして利用できます。デベロッパーへの影響という点では、移行プロセスはシンプルなものになることが想定されています。ただし、既存の Android サポート ライブラリの一貫性向上のため、マイナー API 名は変更される場合があります。
Android Wear 機能の Android への統合
- Android Wear コンポーネントには、Android と重複している部分もあります。たとえば、
CircledImageView
、
DelayedConfirmationView
などです。Android Wear 固有の機能は、Android 版である android.support.v4.widget 以下に統合されます。
古いユーザー インターフェース パターンのサポート終了
- Android Wear 2.0 では、2 つのユーザー インターフェース(カードパターンと多方向レイアウト)パターンのサポートが終了しています。そのため、
GridViewPager
と
CardFragment
などのすべてのサポートクラスをサポート終了としています。代替機能については、クラスのリファレンス ドキュメントをご覧ください。
この変更の第一段として
、WearableRecyclerView、BoxInsetLayout、SwipeDismissFrameLayout の各クラスを 新しい Android Wear UI ライブラリに移行します。移行プロセスは 2017 年の間継続される見込みです。デベロッパーは、2018 年中旬までに新しい UI コンポーネントに移行する必要があります。詳しい情報については、
Wear UI ライブラリの使用
をご覧ください。
使用を開始してフィードバックをお寄せください
新しいツールは、Android Studio で Android サポート ライブラリと Gradle ビルドファイルをアップデートし、新しいサポート ライブラリをインポートするだけで使い始めることができます。先ほどのドキュメントへのリンクの他に、Google I/O セッション「
Android Wear UI 開発のベスト プラクティス
」もご確認ください。各ツールのリード エンジニアが自ら詳しい技術について説明いたします。
これらのツールは、
皆さんのフィードバック
をもとに、今後数か月にわたって継続してアップデートされます。早めにお知らせいただければ、多くのフィードバックを反映できます。お気軽にお知らせください。Android Wear アプリやウォッチフェイス関連の煩雑な作業は、私たちにお任せください。
Posted by
Yoshifumi Yamaguchi - Developer Relations Team
ラベル
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.dev
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