下の表は、ウェブ アプリケーションのクラッシュの発生条件、対応するアクション、推奨される対策について詳しく記したものです。Trusted Web Activity のクラッシュ イベントには、Android Console に表示できるログ メッセージが含まれます。デバッグがしやすくなるように、このメッセージから、例外を引き起こしたトリガーや例外が発生した URL に関する詳細情報を確認できます。
例外発生条件 |
アクション |
推奨される対策 |
信頼するオリジンに対するメイン ドキュメントの HTTP リクエストで、HTTP エラーコード 404 または 5xx が返された |
Trusted Web Activity で例外が発生 |
- アプリで 404 エラーや 5xx エラーが発生しないようにする
- ServiceWorker のフェッチ イベント フォールバック レスポンスを使って 404 エラーや 5xx エラーに対処する
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信頼するオリジンに対するメイン ドキュメントの HTTP リクエストで、オフライン時に HTTP 200 が返されなかった |
- ServiceWorker を使用する
- ServiceWorker を使ってオフライン リソース リクエストを処理する [チュートリアル]
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Digital Asset Links 検証が失敗した
(オフライン時の失敗を除く) |
- Trusted Web Activity クイック スタートガイドで Digital Asset Links の正しい実装方法を確認する
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信頼するオリジンの TLS 検証に失敗した |
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ネイティブ コードによる例外ハンドリング
Trusted Web Activity で発生する例外は、Android 例外ハンドリングを使って処理することもできます。ただし、上の表の推奨される対策で、例外自体の発生を回避することを検討してください。