Python 2 の公式サポート終了日が近づいています。それに合わせて、
AdWords/Google アド マネージャーと
Google 広告の Python クライアント ライブラリの Python 2 のサポートも、2019 年で終了します。サポートの終了後には、両方のライブラリで必要になる Python の最低バージョンは
3.6 以降になります。
最初にサポートが終了するのは、5 月の AdWords/Google アド マネージャー Python クライアント ライブラリです。以下にタイムラインをまとめます。
- 5 月中旬: Google Ad Manager API v201905 をサポートするバージョン 19.0.0 がリリースされます。これ以降、Python 2 ユーザー向けのメジャー バージョンのアップグレードは行われません。
- 5 月中旬 - 6 月下旬: Python 2 のサポートの終了期間です。
- 6 月最終週: Python 2 には対応しないバージョン 20.0.0 がリリースされます。
- 7 月 1 日: ライブラリの Python 2 関連の問題のサポートが終了します。
AdWords/Google アド マネージャー クライアント ライブラリを使っている方は、以下の点に注意してください。
- Google アド マネージャーのユーザー:
- 既に Python 3 を使っている方は、対応は不要です。
- Python 2 を使っている方は、Python 3 に移行するまでバージョン 19.0.0 を使う必要があります。
- AdWords のユーザー:
- 新しい Google Ads API に移行してください。
- Python 2 を使っている方は、Google Ads API に移行するまでバージョン 19.0.0 を使う必要があります。
- すべてのユーザー:
- 2019 年 7 月 1 日以降、Python 2 との互換性に関連する GitHub の Issue について、優先順位付けや対応を分類する作業を中断します。なお、この期限後も、重大なバグが明らかになった場合は、バージョン 19.0.0 のパッチを発行します。
Google Ads API クライアント ライブラリは、2019 年末まで Python 2 に対応します。移行についてのさらに詳しい情報は、後日改めて投稿します。問題を避けるため、Python 2 ユーザーの方はそれまでの間にできるだけ早く Python 3 への移行計画の検討を始めてください。
Python 3 への移行について質問がある方は、それぞれの GitHub リポジトリに Issue を送信してください。一般的な API サポートについては、
Google Ads API フォーラムか
Google Ad Manager API フォーラムでお尋ねください。
Google Ads API チーム、Ben Karl