この記事は Google Maps API プロダクト マネージャー、Fontaine Foxworth による Google Geo Developers Blog の記事 "Removing Place Add, Delete & Radar Search features" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

このたび、プレイスの追加・削除機能とレーダー検索機能を、Google Places API ウェブサービスと JavaScript ライブラリから削除することになりました。Android と iOS 用の Google Places API でも、プレイスの追加機能のサポートを終了します。なお、これらの機能は、2018 年 6 月 30 日までは利用することができます。それ以降は、Places API へのリクエストに対してエラー メッセージが返されるようになります。

2012年、Google Places APIプレイスの追加と削除機能がリリースされ、アプリケーションからユーザーの Google マップ データベースの情報を即座に更新したり、Google マップに追加する新しいプレイスを送信することができるようになりました。さらに、レーダー検索も導入され、ユーザーも導入され、ユーザーが地域内で具体的なスポットを特定できるようになりました。

しかしながら、これらの機能の利用者は一部にとどまっており、プレイスの追加に関しては、地図に載っていない場所を追加するという方法も提供されていることから、今回の機能変更に至りました。

次のステップ

該当する機能を利用されている方は、2018 年 6 月末までに、これらの機能をアプリケーションから完全に削除し、次の方法で対応されることをおすすめします。

レーダー検索機能の代替として、Nearby 検索を利用することができます。rankby=distance を指定し、keyword または name を指定せずに検索をしてみてください。詳細については、ウェブサービスまたは Google マップ JavaScript API のプレイス ライブラリのデベロッパー ガイドをご覧ください。

なお、PythonNode.jsJavaGoGoogle マップ ウェブサービス用クライアント ライブラリでも、この機能のサポート終了を反映するアップデートが行われています。

ご不便をおかけしますが、この代替方法がお役に立てば幸いです。ご質問やフィードバックがある方は、Issue Tracker より登録をお願いします。

さらに、Google Maps APIs の利用に関して、ご質問やご意見のある方は、問い合わせフォームよりご連絡をお願いします。

Reviewed by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Google Customer Engineer Lead, Japan and APAC