モバイル ブートキャンプ 第 2 部:ユーザーの獲得
2016年2月4日木曜日
[この記事は Google Developers Blog の記事 "Mobile Bootcamp Part II: Engage your users" を元に翻訳・加筆したものです。元の記事は DoubleClick Publisher ブログに投稿されました。詳しくは元記事をご覧ください。]
全アプリの 52% は、最も価値のあるユーザーの少なくとも半数を 3 か月後には失ってしまうことをご存知でしょうか。このようななか、ユーザーを効果的に魅了し、夢中にさせ、つなぎ留めるにはどうしたらよいのでしょうか。
先日モバイル ブートキャンプを開始し、増加するトラフィックと収益化のチャンスに対応するようアプリを整えました。第 1 部で学んだ、モバイル エキスパート Cheney Tsai によるアプリのユーザーを増やすステップに続く形で、Google のモバイル ソリューション コンサルタントである Jason Rosenblum が、ユーザーを効果的に惹きつけるためのヒントを教えてくれました。

Posted by Eiji Kitamura - Developer Relations Team
全アプリの 52% は、最も価値のあるユーザーの少なくとも半数を 3 か月後には失ってしまうことをご存知でしょうか。このようななか、ユーザーを効果的に魅了し、夢中にさせ、つなぎ留めるにはどうしたらよいのでしょうか。
先日モバイル ブートキャンプを開始し、増加するトラフィックと収益化のチャンスに対応するようアプリを整えました。第 1 部で学んだ、モバイル エキスパート Cheney Tsai によるアプリのユーザーを増やすステップに続く形で、Google のモバイル ソリューション コンサルタントである Jason Rosenblum が、ユーザーを効果的に惹きつけるためのヒントを教えてくれました。
- アプリ初使用体験を最大限に利用する:初めてアプリを使う体験は、アプリの価値と実用性をアピールする上できわめて重要です。Jason は、A/B テストを使い、アプリのチュートリアルの追加や特別なディスカウント コードなど、さまざまな機能を試してみることを提案しています。
- ユーザー エンゲージメントとビジネスへの寄与の計測:ユーザーがサイトを再訪するかどうか、再訪するタイミングや頻度を知ることにより、通知の送信、問題点の特定、機能の追加を戦略的に行うことが可能になります。コホート分析は、ユーザーいつアプリを使い始めたかに関係なく、日々のユーザー エクスペリエンスごとにすべてのメトリックを調整し、ユーザー動作のパターンを示します。
Google アナリティクスは、セッションの平均時間、アクティブ ユーザー、ユーザー ロイヤリティ、直近性、ユーザーの概要といった標準の計測オプションを提供していますが、自分のビジネスの特性を考慮した上で、そのビジネスに重要な メトリックを選択してください。Jason は次のように説明しています。「ビジネスに対して意味のある分析が必要です。たとえば、ホテルの予約サイトを運営している場合には、検索されたホテルの数と予約された客室数を知る必要があります。適切な KPI を設定できるよう、そのビジネスに合わせてアナリティクスをカスタマイズしてください。」 - アプリの価値をユーザーに再認識させる:アプリを破棄してしまう要因の 34% は興味の損失に起因しています。最新ニュース、天気、リマインダーなど豊富な内容でコンテキストに沿った通知を作成し、日 / 月単位のユーザーのリピート率を高めてください。たとえば Google Cloud Messaging を使用すると、Android と iOS の両方で通知を実装、管理することができます。Jason は、豊富な通知機能を利用してクイック アクションを可能にするようアドバイスしています。たとえば、Gmailの通知機能を用いてメールをアーカイブできるようにすることでユーザーが通知を受け取るかどうかや、どれくらいの頻度で受け取りたいかの制御ができるようにするなどです。

Posted by Eiji Kitamura - Developer Relations Team