[この記事は Benjamin Frenkel、プロダクト マネージャーによる Android Developers Blog の記事 "Updates to Unity, C++, and iOS tools for Play game services" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

すべてのゲーム デベロッパーをより強力にサポートするため、Play ゲームサービスの Unity プラグインを中心に、より快適で安定した操作感を実現し、どのプラットフォームでも一貫したゲームサービス セットを提供するアップデートを、デベロッパー ツールに行いました。さらに、今年の年頭に GDC で発表された Nearby Connections API のサポートが C++ SDKUnity プラグインに追加されました。

内容は以下をご覧ください。

Unity プラグインと同等の機能と安定性の改善

Unity プラグインEvents と Quests のフルサポートが追加されました。Unity の開発者は、ゲームに Quests を組み込んで、Unity IDE 内で Player Analytics をネイティブに活用できるようになりました。

また、Unity プラグインのユーザー コミュニティから寄せられたフィードバックを参考にして、Play ゲームサービスである MultiplayerSaved Games や、ログインの安定性が改善されました。これらの Play ゲームサービスと統合することで、クラッシュや欠陥の少ない、大きく改善された操作性をご利用いただけます。

Nearby Connections API の C++ SDK と Unity サポート

Nearby Connections API のサポートが C++ SDKUnity プラグインに追加されました。この Beach Bugging Racing の例のように、便利なセカンド スクリーンとローカルのマルチプレイヤーによる操作性を、使いやすい開発ツールで簡単に構築できるようになりました。

CocoaPods を使用した、より簡単で安定性の高い iOS のビルド

また、Play ゲームサービスの CocoaPods が大幅に改善されました。依存関係の管理や Xcode での App Store パッケージのビルドが簡単になります。CocoaPods は、Play ゲームサービス iOSC++ SDK や、Unity プラグインを使用した iOS のビルドを改善します。さらに、マルチプレイヤーによる iOS の安定性が改善され、対戦招待の受け入れで発生するさまざまな問題が解決されます。

最後に、iOS 8 のサポートが改善され、マルチプレイヤーのプッシュ通知が簡単にセットアップできるようになり、UI の互換性の問題も修正されました。

利用を開始するクイックリンク

Play ゲームサービス デベロッパー ページ: https://developers.google.com/games/services/
ケーススタディ: http://developer.android.com/distribute/stories/games.html

ダウンロード

Posted by Yuichi Araki - Developer Relations Team