Posted by 荒木 佑一 Developer Relations Team

[この記事は Android Official Blog に投稿された記事、Google Play Services 4.1 を元に、翻訳しています。詳しくは元記事をご覧ください。-荒木]

Google Play Services の新しいバージョンがユーザーに配信され始めています。ターンベースのマルチプレイ ゲームのサポートや、Google Drive をアプリに組み込むための API のプレビュー版などが含まれています。Google ロケーション履歴を有効にしている場合の電池消費が改善しました。各端末への配信が完了すれば Android SDK マネージャーから SDK をダウンロードして新しい API を利用することができるようになります。更なる情報も近く提供予定です。

ターンベースのマルチプレイヤー

Play Games がターンベースのマルチプレイをサポートするようになりました! 友達同士やマッチングによる非同期のマルチプレイヤー ゲームを開発することができます。同時に参加できるプレイヤーは 2 人から 8 人までです。あるプレイヤーがターンを終えると Play Services にデータがアップロードされ、自動的に他のプレイヤーに共有されます。

また、ログイン中にパーミッションのダイアログが表れるまで、オプションで「Play Games に接続」という遷移アニメーションを表示することができるようになりました。これによりパーミッションのダイアログが表示される意味がわかりやすくなり、特にゲーム開始時にログインを求める場合に有効です。

Google Drive

Google Play Services の今回のバージョンには新しい Google Drive API for Android の開発者プレビュー版が含まれています。Google Drive のファイルを簡単に読み込んだり書き込んだりできます。端末と Web の双方で利用できます。オフラインでも利用することができます。変更は接続が戻ったときに自動的に Google Drive と同期されます。

API にはファイル選択や保存ダイアログなどのよく使う UI コンポーネントも含まれています。

Google Mobile Ads

Google Play Services 4.1 によって Google Mobile Ads SDK が DoubleClick for Publishers と DoubleClick Ad Exchange と Search Ads for Mobile Apps を完全にサポートするようになりました。パブリッシャーによって提供される位置情報 API が追加され、広告をリクエストする際に Google に位置情報を提供することができるようになりました。位置情報に基づいた広告でアプリのマネタイズが改善できます。

Google+

Google+ の共有機能が改善され、アプリから共有したい相手を選んで共有するのが簡単になりました。Gmail や端末の連絡先、Google+ の友達から、自動補完とサジェスチョンによって相手を選ぶことができます。

Google Play Services について更なる情報

Android DevelopersGoogle Services をご覧いただくと、Google Play Services とその関連 API についてより詳しく知ることができます。