昨年 10 月にリリースした
GWT 2.1 では、ビジネス向けのウェブアプリケーションをより簡単に作るためのフレームワークやいくつかのツールを統合しました。その後、GWT のコミュニティからいただいた多くのフィードバックをもとに改良を進め、12 月 17 日に、
GWT 2.1.1 をリリースしました。このリリースの詳しい内容は以下をご覧ください。また、すぐに使ってみたいという方は、
こちらのページをご覧ください。
Eclipse ユーザーの方は、画面の左下にある「Google updates available」アイコンをクリックするか、あるいは「Help」→「Check for Updates」をメニューから選択してください。
GWT SDK
GWT 2.1 で導入された GWT の
RequestFactory コンポネントは GWT チームと主に GWT のオープンソースコミュニティから大変注目されています。コミュニティからいただいた多くのフィードバックをもとに今回は、以下の機能が追加されています。
- 非静的サービスオブジェクトのサポートを含むサービスレイヤー
- Value object のサポート
- 1つのリクエストに対する複数メソッドの呼び出し
Google Plugin for Eclipse
- SpringSource Tool Suite (STS) での UiBuilder のエラーレポートの改良
- 利用していない Java ビルダを削除し、最新の STS において AspectJ の修正プログラムを組み込むことで IDE を最適化
- 起動前に、すべての J2EE をパブリッシュするために Speed Tracer をアップデート
GWT Designer
- CellList, CellTable, CellTree, CellBrowser, SimplePager をサポート
- GWT UiBinder を改善(以下のアノテーションを含む)
- 32 ビット版 Windows での WebKit レンダリングの改良